2017年6月21日水曜日

沼津市日中友好協会会長就任挨拶

この度、沼津市日中友好協会2017年度定例総会において会長に選任されましたので、就任のご挨拶を申し上げます。

本協会は、1965年(昭和40年)7月、沼津医師会館にて二橋正夫議長のもと創立総会が開催され、会員45と共に発足、以来、今日まで脈々とその歩みを進め、現在、80名の会員をもってその目的である「日本と中国両国民の相互の理解と友好を深め以て両国の繁栄と世界平和に貢献すること」をもって活動しています。
活動においては、中国事情の研究や紹介、両国民の各分野に亘る交流の促進、中国語講座や合唱団などの講座や教室を置き、なかでも中国語講座は熱心な受講生により活動の中心となっております。

また、近年では、2012年に日中国交正常化40周年記念「地上の天空/北京・故宮博物院展」の見学や2015年の映画「15歳の夏」上映、2016年には第16回浙江省青少年民族芸術団公演を沼津市民文化センターに800名の観客を集めて開催するなど、会員はもとより伊藤前会長をはじめ熱心な役員各位の尽力により、誠心誠意の活動が継続されてきたことに深く感謝の意を表します。

本年度の活動は前述の活動に加え、7月9日(日)の西伊豆中国人殉難者慰霊の集い、9月8日(金)には中国大使館訪問及び何香凝(かこうぎょう、中国の著名な画家で女性運動家・革命家として大きな足跡を残した)美術展(日中国交正常化45周年記念、東京・上野の森美術館)の見学を予定しております。

会長就任において課題とされることは、何と云っても会員の増強であります。現在、日中友好とはいえ若干難しい環境にあるように思いますが、文化・芸術等による交流はいつの時代でも尽きることのない永遠の絆でありあることから、広く理解を求め協力を頂けるよう会の運営に努めて参ります。

新しい時代の国際社会の特徴の一つは、国と国との繋がりの他に、地方自治体の姉妹都市交流や,民間財団やNGO等の民間組織、企業、個人など多様なレベルでの国際協力関係が広がっていることであり、国民一人一人が担い手とされる国際交流が必要になっているものと思います。こうした環境になかで本会もその目標達成にまい進して参る所存であります。

どうぞ今後とも本会に対しご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

定例総会
就任挨拶後

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