2014年7月11日金曜日

地元で夏季門池公園一斉清掃奉仕とぐるめ街道七夕フェスについて

   今週6日(日)に夏季門池公園一斉清掃奉仕が行われました。
怪我のないように!
   門池公園一斉清掃奉仕は門池地区コミュニティ推進委員会主催で年2回行われます。
 今回は門池の景観を保つことと地域の方々との親睦を深める目的で、「地域の共同作業を年代等にこだわらない交流の機会に」をテーマに行われ、域内の全15自治会とコミ各部、社会福祉協議会、民生委員、門池小中PTA、ぐるめ街道振興会、門池釣り愛好会の方々とともに、門池中学校1年生全員が参加、午前8時30分集合、移動して同9時よりごみ回収から植え込みや樹木根元の草取り草刈を行い、同11時に終了解散となり、その目的は達成されたものと思います。

 
参加者準備中
門池公園は今では御用邸公園に次ぐ面積を持つ公園となり、憩いの場所として地域の方のみならず、四季を通じて遠方から訪れる方も多く、沼津の宝となっております。この16日(水)には、東エリアの遊具広場も開放され、同時に子ども達に大人気の北エリアの噴水が運転開始となります。

 去る第12回定例会の私の一般質問(3月4日午後)で、門池について「市民の憩いの場であり、ぬまづの宝100選にも入るが、夏場にアオコや悪臭が発生し透明度も低い」と指摘し、抜本的な水質浄化対策と、小水力発電の導入について質しました。

清掃なった公園内の経塚
 これに対して、当局の答弁は次の通りです。
水の滞留域に水抜き穴を設置して水の入れ替えも行い、水質調査もしているとしつつ、「関係者の意見を踏まえ、効果的な水質浄化対策を行う」とした。今年度の対策を注視して行きたいと思います。
 なお、小水力発電の導入については先にもご報告申し上げましたとおり、「牧堰用水の利用については、関係各課と事業者等で協議を続けて諸条件を整え、早期の導入を目指して取り組む」との答弁であり、現在私も参画し進行中であります。



 沼津ぐるめ街道振興会による、2014ぐるめ街道七夕フェスが6日(日)午前8時より10時まで、駿河の湯 坂口屋さんの特設会場で開催され、大勢の来場者があり盛況でした。
 このイベントは、毎年恒例の沼津ぐるめ街道・沼津駅周辺地域・沼津港の三大商業地域の合同イベントとして定着しております。
 この日も、「日頃の感謝をこめて、300食限定のおふるまい・しし鍋、サザエ飯やぐるめ街道自慢の逸品、焼津港マグロの販売、その他売り切れ必至の限定商品を多数ご用意いたしました!」との案内のなか、遠来のお客様も見られ満足顔の様子でした。
 また、これに併せて「たなばた朝市」やぐるめ街道会場協賛店による「夏祭り!大感謝祭」も開催され、商業及び地域活性化への積極的な取り組みの実際を目の当たりにして、更なる期待を寄せるところです。

 第12回定例会の私の一般質問(3月4日午後)にて、沼津インター線ぐるめ街道の現状認識とにぎわい創造の具体的支援策を質しました。

行列ができる盛況ぶり
本市の基本計画では、この地区は北の玄関口であり、良質な住宅地の形成、商業や業務、飲食などの様々な機能の集積を促進し、にぎわいのあるまちづくりを進めるとの方向を示しているものの、東駿河湾環状道路の開通等により、交通渋滞は大幅に緩和された一方で、以前にも増して客足が減少し厳しい状況にある実態を訴え、この局面の打開策として自助努力は勿論のこと、加えて行政の積極的な支援を求めたものです。

 これに対する答弁(一部)は、「市として、さらに今後、振興会の皆さんと情報交換を密にしながら、新たなにぎわいづくりについて、ともに検討してまいりたいと考えています。例えば、観光客や周辺住民を対象とした食のイベントの開催、あるいは、門池公園の桜など地域資源を生かした観光情報の発信などの振興会の取り組みについて、国の支援メニューの活用を視野に入れながら、具体的な取り組みに応じた支援に努めてまいります。」とのことでした。

 この答弁の結果を受けて、去る4月25日(金)午前10時より市役所第1委員会室にて、「ぐるめ街道振興会からの質問に対する説明会」が開かれ、振興会会長・事務局の出席に、市側からは地域自治課、建設企画室、維持管理課、環境政策課、観光交流課、危機管理課、農林農地課、都市計画課、ごみ対策推進課との合同協議がなされ、問題解決に向かって歩みが見られたこと、ややもするとセクショナリズムに陥るな
かで、市役所9課が一堂に会しての協議であったことは、大いに評価し内容においても今後に期待するところであります。






2014年7月5日土曜日

「県ほたるサミット2014in伊豆大会」の開催について

   第1回「県ほたるサミット2014in伊豆大会」が先週28日(土)に伊豆市の天城会館にて開かれ、大会総務委員長として参加出席いたしました。
 この大会はホタルの成育環境の保全や地域活性化をテーマに、県内のほたる保護活動関係者や愛好者、市民が参加するとともに、県東部20市町ほか多くの後援をいただいての開催でした。
 式典では、下田城二大会会長が、「自然環境の保全と観光の融和」をテーマに、県東部20市町をリレーしながら「ほたるサミット」を開催し、この地域のホタル情報を全国に発信したいと挨拶した。
基調講演
続いて、地元伊豆市の菊地豊市長からは、「昔のようなもっと美しい狩野川の清流を取り戻し、ホタルが心地よくすめる環境づくりに努めたい」「今回のサミットを契機に、環境保全についての議論が深まることを期待する」と挨拶。

 基調講演では、全国ホタル研究会名誉会長・大場蛍研究所の大場信義所長が「発光の不思議とホタルの発する可能性」と題して、世界の様々な発光生物を紹介、近年では発光の仕組みの解明が進み、医療分野への応用が進んでいると紹介した。
       
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、「ホタルの保全と地域おこし」をテーマに、大場信義所長、県東部地域政策局の滝浪勇局長、静岡新聞社の田中実論説委員、日本ビオトープ協会の櫻井淳会長の4人のパネラーが討論、「ホタル観賞を通じたまちおこしを行い、これを伊豆半島全域に広げるべき」「ホタルの生息地保全には学校との連携が必要」などの意見が出され、興味深い高レベルの内容でした。


閉会式では、以下の共同宣言が採択されました。
   関係団体・愛好者・市民

一 ホタルを通した交流を深め、環境保全施策等について情報交換を行います。
一 ホタルをはじめとする、水辺の動植物を保護・保全するため、生態系に配慮した河川の整備や水辺の浄化運動を推進し、自然との共生を目指します。
一 地域の宝であるホタルを通して、人々にふるさとへの郷愁をよ みがえらせ、以て地域間・世代間の交流を勧め、観光資源としての位置づけをも確認し、地域の発展につなげていきます。
 
 なお、引き継ぎ式で平成27年度は小山町での開催が決定いたしました。

主催者:大会会長・副会長とともに
菊地市長から込山町長へ




2014年7月4日金曜日

門池小学校「学校公開日」の公開授業「英語」を参観いたしました。

  広報沼津の6月1日号に、「行ってみよう、あの学校 学校公開を行います」「日頃、 なかなか見ることができない地域の学校の様子などを、この機会に見学してみませんか。」との見出しで、6月13日(金)から7月4日(金)までの間、市内小中学校40校の公開日が紹介されました。

 本市では、平成17年に様々な規制を地域を限って緩和する政府の構造改革特別区域(特区)の制度適用を申請し認められ、「言語科」という科目を導入、読解力を向上させて言葉の応用力向上を目指す「読解の時間」と、英語による実践的なコミュニケーション能力の育成を目指す「英語の時間」を設け、言語科教育は現在では小中学校全学年で実施され、本年で9年目となります。
 小学校の英語は1年生から4年生が年間20時間、5・6年生が年間35時間を学級担任とALT(外国語指導助手)が担当しています。参考までに中学校では全学年年間20時間を英語科教師とALTのティームティ-チングが行われております。

 門池小学校学校公開日の6月27日(金)に、第2校時の6年生と第3校時の2年生の英語を参観いたしました。ジャマイカ出身のBabatunji Harris先生がALTとして週4日担当しており、この日も両学年とも学級担任との呼吸もよく、子どもたちの興味関心も高く、副読本やIT機器を使っての楽しそうな授業展開でした。

 なお、6月定例会での私の一般質問(6月17日)で、小学校の英語教育について、言語科の現状と評価、IT機器の積極的活用などについて質問。工藤教育長は「言語科についてのアンケートから、話して表現する力、人との関わり、学級での仲間づくりに良い影響を与えていることが見られる。ALTに積極的の英語で話すなど、英語への関心が高まっている」と評価し、IT機器の積極的活用についても、「直接の語り合いを大事にしているが、活用していく」との答弁でした。
 また、ALTについて、2人が直接雇用、15人が間接雇用(業務委託)という現状に、「ALTが子どもと良好な関係を築き、資質の確保のためにも直接雇用すべきだ」と指摘し質問した。教育長答弁は「ALT指導上の共通認識を派遣している委託会社に徹底させている」であった。特にこの点は今後においても改善を求めていきたいと思います。