2014年7月4日金曜日

門池小学校「学校公開日」の公開授業「英語」を参観いたしました。

  広報沼津の6月1日号に、「行ってみよう、あの学校 学校公開を行います」「日頃、 なかなか見ることができない地域の学校の様子などを、この機会に見学してみませんか。」との見出しで、6月13日(金)から7月4日(金)までの間、市内小中学校40校の公開日が紹介されました。

 本市では、平成17年に様々な規制を地域を限って緩和する政府の構造改革特別区域(特区)の制度適用を申請し認められ、「言語科」という科目を導入、読解力を向上させて言葉の応用力向上を目指す「読解の時間」と、英語による実践的なコミュニケーション能力の育成を目指す「英語の時間」を設け、言語科教育は現在では小中学校全学年で実施され、本年で9年目となります。
 小学校の英語は1年生から4年生が年間20時間、5・6年生が年間35時間を学級担任とALT(外国語指導助手)が担当しています。参考までに中学校では全学年年間20時間を英語科教師とALTのティームティ-チングが行われております。

 門池小学校学校公開日の6月27日(金)に、第2校時の6年生と第3校時の2年生の英語を参観いたしました。ジャマイカ出身のBabatunji Harris先生がALTとして週4日担当しており、この日も両学年とも学級担任との呼吸もよく、子どもたちの興味関心も高く、副読本やIT機器を使っての楽しそうな授業展開でした。

 なお、6月定例会での私の一般質問(6月17日)で、小学校の英語教育について、言語科の現状と評価、IT機器の積極的活用などについて質問。工藤教育長は「言語科についてのアンケートから、話して表現する力、人との関わり、学級での仲間づくりに良い影響を与えていることが見られる。ALTに積極的の英語で話すなど、英語への関心が高まっている」と評価し、IT機器の積極的活用についても、「直接の語り合いを大事にしているが、活用していく」との答弁でした。
 また、ALTについて、2人が直接雇用、15人が間接雇用(業務委託)という現状に、「ALTが子どもと良好な関係を築き、資質の確保のためにも直接雇用すべきだ」と指摘し質問した。教育長答弁は「ALT指導上の共通認識を派遣している委託会社に徹底させている」であった。特にこの点は今後においても改善を求めていきたいと思います。


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