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ソレイユの丘(一部) |
先週の9日にホタル博士こと大場信義先生を横須賀市長井にあるソレイユの丘に訪ね、自然保護・再生活動への情熱とその待ったなしの重要性を再認識するよい機会となりました。
先生は、発光生物の世界的研究者である故羽根田弥太博士に師事して発光生物、特にホタルの研究を約40年間行っており、1983年に「日本産ホタルのコミュニケーション・システムの研究」で京都大学より理学博士の学位を授与されました。現在は、大場蛍研究所所長、全国ホタル研究会名誉会長、神奈川大学総合理学研究所客員教授、独法 産業技術総合研究所客員教授ほか多数の要職に在ります。
現在の研究テーマはホタルを様々な側面(個体から分子レベルまで)から研究し、ホタルの進化の不思議を解き明かすこと、こうした研究を基礎としながら、自然科学のおもしろさ・楽しさを博物館の教育活動などを通して次代に伝えることであり、ホタルを通した豊かな人里の保全・再生を実践し、生き物との触れ合える環境を創出することが夢であると熱く語られ、その情熱に感動しこの趣旨を自らの活動に生かし
たいと思います。
ソレイユの丘:横須賀市(面積100,70㎢、総人口408,934人)の長井海の手公園、南仏・ブロヴァンス地方の香り漂う緑の丘として親しまれており、美しい街並みと緑の牧場が魅力的、三浦半島にある観光や体験型の公園として多くの方々が訪れています。
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大場蛍研究所展示室 |
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ホタル博士大場先生と |