2014年5月16日金曜日

区民親睦スポーツ大会にAED講習会


 5月11日(日)に岡一色自治会(鈴木和秀会長)の第41回区民親睦スポーツ大会が門池小学校で開かれ、定番ともいえるパン喰い競争や玉入れ、大縄跳び、メデシンボール、綱引きなど多彩な種目に、幼児から小中学生、一般男女、長寿会の皆様が参加され、楽しい1日を過ごすことができました。また、この日は「母の日」、参加者全員で感謝の心を伝えました。
 この行事をブログに投稿した理由は、この行事を41回・41年に及ぶ歳月を継続したこと、これまでの自治会役員をはじめ参加した区民の皆様方の識見に敬意を表するとともに、更なる継続を願ってのことです。東日本大震災の教訓からも、自助はもとより共助が不可欠であることは明白であり、ややもすると薄れがちな日常生活に、こうした行事等を通じて連帯意識の向上を図るべきものと思います。「備えあれば憂いなし」「向こう三軒両隣」「遠くの身内より近くの他人」と云えましょう。
 今回の大会で特筆すべきは、お昼休みにAEDの講習を組み入れたことです。講師には地元消防第23分団の加藤桂二郎分団長、平野則之部長、江藤雅哉団員が当たり、一生懸命な説明の中で、多くの参加者が真剣に取り組んでいた姿が印象的でした。
 AED(自動体外式除細動器)は、突然心臓が正常に拍動できなくなった心停止状態に対して電気ショックを行い、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。
 突然心停止は事前の兆候や症状はなく突然発生するケースも多く、いつどこで発生するか分からない恐ろしい症状です。
 日本では、救急車の到着まで平均約8.2分(平成24年総務省消防庁調べ)です。除細動までの時間が1分経過するごとに、生存率は約7~10%低下します。心臓が血液を送らなくなると、脳の機能は3~5分で失われると言われています。救急車の到着を待つだけでなく、傷病者の近くにいる私たちが一刻も早くAEDを使用して、電気ショックをできるだけ早く行うことが重要です。

 
講習風景
真剣な参加者
                     
         


0 件のコメント:

コメントを投稿