2014年8月3日日曜日

元総理 細川護熙氏と小水力発電について懇談

 先の2月定例会の一般質問で、本市の小水力発電推進について、本市牧堰用水の小水力発電について取り上げ、当局からは「関係各課と事業者等で協議を続けて諸条件を整え、早期の導入を目指して取り組む」とのと答弁を得たことは既にご報告いたしましたが、その後において市当局や地元自治会・水利関係者との協議を重ね、小水力発電装置設置に向けた検討をしている最中、7月23日(水)の午後4時過ぎ、小水力発電をリードする山梨県都留市を視察後、その足で小水力発電装置設置を本市同様に推進する長泉町の桜堤の河川を視察すべく、細川護熙元総理がお見えになり、現地で関係者の説明を受けた後、場所を移して約1時間半ほど私を含め少人数で懇談、話題は勿論、自然エネルギー普及推進の重要性と日本の将来についてでありましたが、これにとどまらず、政界引退表明後に陶芸の道を志し、茶碗、花入、水差、茶入、香合などの茶器の制作や、漆芸、書、水墨画から油彩画についても語られ、穏やかなお人柄の中にも衰えることのない情熱を大いに感じた次第です。

 翌日25日(金)より8月24日(日)の会期で開催の、山形美術館開館50周年特別展「細川家の名宝と細川護熙の風雅」の開会式に出席する予定とのことでした。



参考
 細川内閣は、元熊本県知事の細川護熙氏が第79代内閣総理大臣に任命され、1993年(平成5年)8月9日から1994年4月28日まで続いた。非自民・非共産連立のこの内閣の発足により、1955年(昭和30年)の結党以来38年間政権を維持した自由民主党は初めて野党となった。

 2014年2月9日執行の東京都知事選挙後、5月7日に小泉純一郎元首相と脱原発と自然エネルギーの普及を目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立。「自然エネルギーは、日本の活路を開くまたとないチャンス」と訴えた。推進会議の発起人や賛同人には哲学者の梅原猛氏や作家瀬戸内寂聴氏、俳優の菅原文太、吉永小百合、音楽プロデューサー小林武史氏らが名を連ねている。

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