2014年11月3日月曜日

秋田県大仙市四ツ屋小学校を訪問

 先月23日に秋田県大仙市立四ツ屋小学校を訪問致しました。
 訪問の目的は全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)小学校2014年(平成26年度)都道府県ランキング1位の秋田県にあって、大仙市小学校6年生の調査結果が全ての教科において全国及び秋田県の平均正答率を上回り大変良好な結果であったことからです。また、中学校3年生においても同様の結果でありました。
 大仙市教育委員会によれば、教科に関する調査については、小・中学校共に、全ての教科において全国及び秋田県の平均正答率を上回っており、特に活用に関わるB問題について顕著であるとのこと。
 また、生活習慣・学習環境に関する調査については、小・中学校共に、ほとんどの質問事項において全国及び秋田県の平均を上回っており、望ましい生活環境の中で基本的生活習慣及び学習習慣を確立し、意欲的に学習に取り組んでいるとのことです。 
 教育委員会では、この調査を十分に活用し、児童生徒一人一人の課題の改善状況を点検するフォローアップシートや指導法の改善に活かす資料等を今後も提示し、基礎知識のさらなる定着を図っていきたい。また、小・中9年間を見通した学習指導を一層充実させながら、幼保・高・大との連携も視野に入れ、「総合的な学習」を身に着けた児童生徒の育成を目指して、各学校の取り組みを支援していきたいと結んでいます。(大仙市教育委員会による平成26年度全国学力・学習状況調査の概観より・詳しくはHPにて)

  大仙市立四ツ屋小学校の経営目標は「夢をみつけよう」であり、校長の相庭晋司先生は次のように語られました(その一部)。   子どもたちが確かな夢や希望を持つためには、先ず第一に、より深く学び広く探究する心をはぐくみたい。次に、夢をはぐくむことのできる柔らかな心の育成に努めたい。その基本は「やさしさ」であり、人を思い人をいたわり大切にする心の育成にある。最後に、子どもの生きる力を支える「つよさ」の育成である。つよさとは、心身の強さを意味する。健康で丈夫な体、そして困難にもくじけないしなやかで強い心を育てたいと。

 そして、目標達成のため、以下7項目の具体策を掲げています。
 1、学力の向上対策(基礎・基本の定着、読解力の向上、少人数学習の推進、楽しんで取り組む体力づくり) 2、生徒指導の充実(子ども教職員も毎日ワクワクするような楽しい学校を目指して、学級づくり、確かな児童理解ほか) 3、職員研修の充実 4、生命を守る安全教育 5、キャリア教育の推進 6、家庭、地域との連携 7、危機管理意識の高揚 (この他の施策は省略させていただきました。)

 学校長のもと教職員が一体となって徹底した指導に邁進している姿と、児童の元気に頑張る瞳に感動さえ覚え、全国一位の全国学力テスト結果に納得致しました。

 この視察を我が教職歴に加えて本市の教育行政に活かして参りたいと思います。



相庭校長と









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