この工事は静岡県によると沼津市西部地区の一級河川高橋川周辺等で頻発する浸水被害を解消するため、抜本的な治水対策として高橋川と沼川の洪水を駿河湾へ直接放流する「沼川新放水路(仮称)」の整備を進め、昭和55年の補助事業採択から調査・設計・用地買収を進めて来たことから、この度、JR東海道本線南側区間で本体工事に着手することになったものです。
式典では、主催者として県交通基盤部長、沼津市長の挨拶に続き、県議会議長、沼川流域をよくする会会長等とともに、沼津市議会として、次のように新放水路の一日でも早い完成を念じ挨拶といたしました。
挨 拶(その一部)
この新放水路は、沼川流域全体の治水安全度を大幅に向上させるものとして、流域住民の皆様が長年待ち望んでいたものであり、この度の工事着手にあたり、静岡県関係者、県議会議員の皆様をはじめとする関係各位の多大なるご尽力に対しまして、心よりお礼申し上げます。
本市の当地区をはじめとする北西部地区につきましては、大型商業施設の出店やスマートインターチェンジの開通、東駿河湾環状線の西進計画など、道路交通網の整備により、今後の発展が大いに期待される地域でありますが、これに加え長年の課題であった浸水被害が解消されることにより更なる地域活性化が図られるものと期待しているところでございます。
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