2014年4月30日水曜日

江原素六先生顕彰会定時総会に出席及び会報に寄稿

 4月27日(日)、明治資料館にて江原素六先生顕彰会の定時総会が開かれ出席致しました。
 総会では、青木由明会長が挨拶の中で、今年度より公益社団法人となったこと、その際の苦労話しを交えての経過報告があり、念願かなった喜びと民法上、慈善・学術・技芸その他の公益事業を目的とする団体になったことから、更なる使命遂行への決意が述べられました。なお、新年度の事業計画には、江原素六先生記念祭や「そろくまつり」の協賛、青少年育成、会報の発行等々、例年にも況して多彩な計画が盛り込まれており、その活動に大きな期待を寄せるものであります。
 
 また、江原素六先生顕彰会会報第19号に「サミュエル・ウルマンの「青春の詩」にのせて」と題して、寄稿させて頂きました。
 内容は顕彰会の継続した活動に敬意を表するとともに、郷土の偉人江原素六先生の偉業に感謝し、金岡小学校のひまわり学習をはじめ地域学習推進の功績は絶大であり、郷土の伝統文化を受け継ぎ発展させるための教育として、教育の根幹をなす実践例であることを紹介、また、東京の私学に管理職として勤務していたことから、以前より知る江原素六先生創立の麻布学園を、完全中高一貫の男子校、校則のない学園、一貫して文章を書くことに重点を置くこと等々をもって紹介しております。

 サミュエル・ウルマンの「青春の詩」を以前より座右の銘としておりますのでご紹介いたします。

    サミュエル・ウルマンの「青春の詩」

 青春とは人生のある期間をいうのではなく、
 心の様相をいうのだ。

 優れた創造力、たくましき意思、炎ゆる情熱(中略) 
 こういう様相を青春というのだ。

 年を重ねただけでは人は老いない。(中略) 
 
 歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
 
 人は信念とともに若く、疑惑とともに老いる。
 
 人は自信とともに若く、恐怖とともに老いる。

 希望ある限り若く、失望とともに老い朽ちる。

 (サミュエル・ウルマン:ドイツヘッヒンゲン出身のアメリカの詩人 訳:岡田義夫氏)
 

管内視察報告:御用邸記念公園 築山(本字千本)          興国寺城跡 あしたか学園

4月23日(水)市内4か所の視察に行って参りました。

<沼津御用邸記念公園> 沼津市下香貫桃郷2802-1

明治26年、当時皇太子であった大正天皇のご静養のために造営された沼津御用邸は昭和44年に廃止され、翌年から本市により「沼津御用邸記念公園」として親しまれており、本邸跡、東西の付属邸からなります。

 今回の視察は、平成25年4月より株式会社呉竹荘・沼津リバーサイドホテルにより管理運営がなされていることから 、その状況を視察したものです。
 
平日にも拘ら入園者も多くあり、食事処の整備も進んでおり、現在実施中の駐車場無料化もあって、今後に入園者の増大が期待できるものと思います。

   
 中央に菊の御紋をあしらったカレーライス


<築山> 沼津市本字千本地内(中部浄化プラント用地)

築山予定地
沿岸部の公園や事業所に人工的に土砂などを小高く盛ってつくる「築山(つきやま)」が東日本大震災以降、津波からの避難場所として注目を集めています。被災地で避難した人たちを救った事例もあり、非常時以外は見晴らし台や子供の遊び場に活用できるメリットもあります。

 本市の整備工事の概要は、以下の通りです。工期:平成26年夏~27年3月、工事費:6,200万円、面積:7,200㎡(既存松林を含む)、構造:盛土約12,000㎥、高さ:海抜15m(盛土高9m)、法面:芝生(勾配1:2)、照明設備、城石を用いたベンチ・オブジェ等です。

<興国寺城跡>沼津市根古屋字赤池126-3ほか

 興国寺城は、富士山南東にそびえる愛鷹山南麓の舌状に張り出した尾根を利用して築城された平城で、北条五代の祖、伊勢宗瑞(北条早雲)の旗揚げの城として広く知られるところです。南麓には当時の主要街道であった「根方街道」がめぐり、この城はこれを抑える役割を果たしていました。城郭は三方を浮島沼で囲まれた天然の要害に、自然地形を巧みに利用して築城されています。

 過去の発掘調査の成果は以下の通りで、少なくとも4時期にわたる変遷が確認されています。
土塁の一部
・早雲・今川段階の遺構:完成品も含め三の丸に集中 
・武田段階のすり鉢が堀底から出土した三日月堀 
・幅の狭い薬研堀から幅の広い箱堀への改修
・石組水路を伴う本丸虎口、石組暗渠水路などを伴う三の丸外郭

 平成15年度から続く発掘調査によって武田段階の遺構が確認されるなど成果は上がっているが、最終的には、戦国期の最前線の城としての興国寺城をどのように史跡整備に活かすかが課題であり、沼津の宝として活かす方策についても議論したいものです。

<沼津市立あしたか学園> 沼津市東原164-1

園長先生・職員とともに
主に知的障害のある児童に対して、その発達段階に応じた処遇を通じ、社会的自立を目指し、必要な援助を行うことを目的とした児童福祉法第42条に基づく福祉型障害児入所施設で、定員は50人。施設の沿革は昭和40年に西椎路で事業開始、その後、改称、統合して平成5年に現在地で事業開始、平成20年4月から指定管理者である社会福祉法人「輝望会」により運営されています。

 視察のなかで、児童が活動の場として、より充実した生活がおくれるような支援を行い、児童の意思を尊重し、一人ひとりが主体的に取り組めるよな個別の支援を行っていくとする目標に向かって、職員の献身的な働きと児童の笑顔が印象的でした。
このうえは福祉政策の更なる拡充に尽力する所存です。


2014年4月25日金曜日

第54回沼津史談会定時総会が開催されました。

 去る4月20日(日)午後1時より沼津史談会の第54回の定時総会が市立図書館4階会議室で開かれました。現会長関口昌男会長の挨拶に続き議事に入り、平成25年度事業報告及び収支決算書、平成26年度事業計画及び収支予算書、会則改定、役員選任の4件の議案が審議され、原案通り可決承認されたことにより、菅沼基臣新会長のもと本格的な活動がスタート致しました。
 なかでも「沼津ふるさとづくり塾」は、昨年度から3か年を掛けての取り組みで、沼津で活躍した、あるいは沼津ゆかりの人物、歴史的な出来事などをテーマに、昨年度は「地域講座」と「市史講座」を合わせ全9回開催し。延べ650人が受講した実績です。
 今年度の「ふるさと塾」は「地域講座」と「市史講座」を各6回開催する。先ず第1回の「地域講座」が本総会後の午後2時半より記念講演として開かれ、講師に武田氏研究会副会長の平山優氏を招き、「長篠の合戦と沼津ゆかりの大久保兄弟の活躍(忠世、忠佐」をテーマに講演、熱心な聴衆満席のなか終了した。なお、以後この講座の詳細については企画担当の匂坂氏にお問い合わせ下さい。携帯電話:090-7686-8612
 沼津史談会では、郷土史に関する調査研究を行い、文化財を次代へ伝承し郷土の発展に寄与することを目的に、1、郷土史研究資料の収集、遺跡、文化財の保存、顕彰 2、史蹟等の見学、視察ならびに研究会、講演会、座談会、展示会等の開催 3、会誌の発行 4、その他必要な事業を行います。
入会・ボランティア登録は随時受け付け致します。事務所あてにお申込み下さい。
沼津史談会事務所 電話:055-921-1412
総会風景(議長:渡邉博夫)
講師の平山優氏
満席の会場

2014年4月24日木曜日

沼津ホタル保護研究会総会・沼津ホタル祭り・静岡県ほたるサミット2014in伊豆について

 本年度の沼津ホタル保護研究会の総会が4月20日(日)午前10時より沼津駅前イーラde3階多目的ホールにて開かれ、役員として出席致しました。
 総会では下田城二会長の挨拶に続き井原三千雄副市長の祝辞、小学生11家庭13名に年度エコクラブ修了証の授与やエコ活動の発表などがありました。なお、議事については予定の議案すべてが承認され、本年度の本格的な活動がスタート致しました。
 事業計画の中で6月7日(土)8日(日)の両日には「沼津ホタル祭り」が実施されます。沼津源氏蛍の生息地である少年自然の家西側から「せせらぎの径」沿いに愛鷹運動公園までの約500mで幻想的なほたるの乱舞が楽しめます。ご家族でぜひご鑑賞下さい。
 また、最大のイベントである「静岡県ほたるサミット2014in伊豆」大会が、下記の要領にて開催されます。この大会は、「里山の自然と景観を次世代へ」をキャッチフレーズに、ホタルの保護や自然環境の保全、ホタルを通じて観光、地域経済、文化交流等を促進し、活力ある豊かなふるさとづくりに取り組む術を共有するとともに、その活動を全国に発信することを目的としています。
・期日:6月28日(土) ・時間:11時開場 13時開会 16時30分閉会予定 ・場所:伊豆市湯ヶ島「天城会館」 ・内容:基調講演=大場信義氏(理学学士 横須賀市自然人文博物館学芸員)・ 研究事例発表 ・ディスカッション(テーマ(予定):ホタルと観光の融合) ・自然環境共同宣言 ・屋内展示・ 屋外イベント等 入場無料 皆様方多数のご来場をお待ち申し上げます。

総会風景・下田会長挨拶
井原副市長よりエコクラブ修了証の伝達式

2014年4月15日火曜日

沼津市大岡市民運動場整備完了式典に出席

 平成24年度から整備を進めてきた大岡市民運動場の整備が完了したことから、4月12日(土)午前9時から式典が開催され、文教・消防委員会の委員として出席致しました。
最初に、栗原市長から「新しいグランドを多くの市民が有効に使ってほしい」との挨拶があり、続いて真野彰一沼津市議会議長、臼井勇二NPO法人沼津体育協会長の完成を祝うご挨拶がありました。
宣誓をする高山敬大君
また、式典のなかで出席したスポーツ少年団約150人を代表して、大岡南小学校6年の高山敬大君が「スポーツを通じて友情の輪を広げ、体力の向上に努めます」と宣誓し、この後JFLのアスルクラロ沼津の選手とコーチによるサッカー教室が開かれた。
この運動場は約2億円を投じ、その内の5700万円はスポーツ振興くじ助成事業によるもので、約9700平方㍍の広さでサッカーコート1面と学童軟式野球場2面、夜間照明設備・スプリンクラーなどを備えている。ソフトボール、ゲートボール、陸上競技などにも使用できる。
出席した沼津市スポーツ少年団員

アスルクラロ沼津代表山本浩義氏(左)
市ソフトボール協会長山本一喜氏(中)
と共に














2014年4月13日日曜日

日本大学三島高等学校・中学校退職教職員懇親会がありました。

4月11日(金)午後5時30分より三島プラザホテルで第3回目の日本大学三島高等学校・中学校退職教職員懇親会が開かれ、元気に38名が出席し授業や部活動での思い出、教え子の活躍等々の思い出話に時を忘れるほどでした。
私とて母校に卒業生最初の教員として赴任し、以来長きに渡る教員生活の原点がここにあり、生徒に恵まれ過ごした日々の思い出は、教師冥利に尽き今もって頑張りの源泉であります。
ご出席の先生方は次の方々です。(敬称略・アイウエオ順)
青木洋子(旧姓佐々木) 石川渥之 磯部幾代 市川紀子 小笠原光子 
小川佐和子(旧姓伊倉) 小俣富州 加藤真理(旧姓小島) 加藤頌吾 
神田勝 久保田豊 栗原徹 後藤弘人 作山隆 佐野勝己 下山眞一 
鈴木正八 鈴木隆夫 鈴木まさ子(旧姓金子) 関礼子 関口昌男 
秩父重沼 土田信明 富田実 中神義夫 中島保 中嶋一敏 西島外美雄 
野村俊一郎 堀内政利 本間元章 南谷光一 向笠峯夫 門馬一郎 安原健允 
矢矧俊章 渡辺透 渡邉博夫
なお、都合等によりご欠席の連絡を頂いた方が54名おりました。
幹事は秩父重沼先生にお願いしてありますので、必要によりご連絡下さい。
(電話 055-987-4918)

2014年4月10日木曜日

静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会第1回合同部会の開催について

 既に会員登録しております静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会の第1回合同部会が、4月8日(火)13時30分より東部イノベーションセンター会議室において開催されました。
 この協議会の設立趣旨及び事業は、静岡県東部地域(富士山及び伊豆地域)において、スポーツに関する新産業の創出を図り、もって地域産業の活性化や地域経済の発展に寄与することを目的に、平成26年1月30日設立総会を開催し設立されました。
事業として以下4項目を挙げています。
(1) 東部地域のスポーツイベントやスポーツ関連施設などの情報発信事業
(2) 協議会に部会を設置し、会員連携によるスポーツや健康づ くりイベント等新たなスポーツ事業の創出 
(3) 地域資源を活用した、各種スポーツに関する合宿体制整備及び誘致
(4) スポーツ関連に関する総合相談窓口の設置
 要は、スポーツを切り口とした「新たなスポーツ関連事業」に取り組もうとする企業・団体を幅広く支援するために設置され、民間企業や産業支援機関、行政などが会員となり、スポーツツーリズム商品の開発やスポーツ合宿やスポーツイベントの誘致など、新たなスポーツ関連産業を創出することで、地域経済の活性化を目指します。
 スポーツをキーワードにした地域の活性化は市政の喫緊の課題であり、議員活動の中心的テーマであることから、また、長い教師生活の中で培った部活動の経験から、なかでもソフトボール競技(日本大学三島高校女子ソフトボール部監督歴25年・日本体育協会公認スポーツ指導者ソフトボール指導員登録)を通して参加協力して参りたいと思います。

2014年4月8日火曜日

門池小学校・門池中学校の入学式に参列


 4月7日(月)午前10時より門池小学校、午後1時30分からは門池中学校の平成26年度入学式が挙行され、門池地区民生児童委員会副会長の妻と共に参列し、新入生の門出をお祝い致しました。
 門池小学校の新入生は109名の4クラス体制で、服部裕美子校長が教育目標である「こころざしを持つ子をめざして『いい顔 いい声 いい姿勢』心と心をつなぎ共に伸びる子」についてやさしく語られ、緊張のなかにも微笑ましい新入生の姿がありました。そして今日から年間204日の教育課程の始まりです。
 門池中学校の新入生は121名の4クラス体制でスタート、式では大川淳校長の式辞、新入生代表の誓いの言葉など、清新な雰囲気の中で進行し希望に満ちた新入生の笑顔を拝見し、私もこころ豊かになったような気が致しました。学校目標「目標を持ち豊かな心と確かな学力を培う生徒」の実現に向かっての頑張りを期待致します。また、教職員紹介の中で1年生の学年主任が日本大学三島高校での教え子であり、彼の成長ぶりに感激するとともにその手腕に大いに期待するところであります。
 本市教育委員会は、本年度から取り組む学力向上の研究指定校に、小中学校8校と7日に開校の静浦小中一貫学校の9校を選び、読解力向上の研究や、小学校で教科ごとに専門の教師を置く教科担任制の研究などを進めることになっています。
研究指定校は、各校の実態に応じて学力向上を目指す「学力パワーアップ研究」、「小中一貫校研究」、読解力の向上に当たる「言語科研究」の3種類とし、門池小、門池中は第4小、第4中とともに言語科の指定校となりなした。パワーアップ研究指定校は千本小、沢田小、第5小、大岡南小の4校です。それぞれの研究成果を期待致します。

校長先生のお話(小学校体育館)

代表生徒による誓いの言葉(中学校体育館)



2014年4月7日月曜日

「発達障害の支援を考える」議員連盟の総会及び研修会に参加


「発達障害の支援を考える」議員連盟は県東部の10市4町の議員と県議により、平成24年10月に発足、当初より会員として今日を迎えております。
 4月2日には総会及び研修会が三島市消防本部で開かれ85名が出席し、県に設置を求めている発達障害者を対象とした医療療育施設についての経過と、3月には県東部市長会などと連名の要望書を川勝平太知事に提出し、知事からの前向きな回答があったことなどの報告がありました。
 総会後の研修会は、小児神経専門医の渕上佐智子さんより「発達障害者を取り巻く環境改善に向けて-これからの保健・教育・障害福祉等の諸施策に望まれるもの」と題しての講話を頂きました。
 

 会長の宮沢正美県議の挨拶
渕上佐智子先生の講話