2014年6月16日月曜日

「わたしの主張」大会で中学生19人が登壇

 市議会文教消防委員会委員として、14日(土)に沼津市教育委員会主催の平成26年度第33回「沼津市わたしの主張大会」(市民文化センター小ホール)に招かれ、熱弁を振るう市内中学校19校の代表生徒の発表を聞きました。

 教育委員会によりますと、この大会の趣旨を次のように説明しております。
 日ごろの生活や自分自身を見つめながら自己の考え方をまとめ、互いに発表し合ったり、他人の意見を聞き合うことは人間の成長にとって大切なことです。この主張大会は、中学生自身の意識ううを高めるとともに、市民の皆様が中学生への理解を深め、併せて青少年の健全育成に役立てるために開催しています。
挨拶に立つ工藤教育長

 開会して工藤達朗沼津市教育長の挨拶、真野彰一市議会議長の祝辞に続き19名の代表が持ち時間5分で発表、その態度も堂々として大変立派した。
 内容的には、社会へのメッセージ、家族への思い、今の時代と自分、自分の将来目標などを誠実に語っておりました。

 以下、発表者の題名を紹介致しますので、ここから発表者の誠実な思いや願いをお察し下さい。
・母と私の愛 ・受け継がれる藍 ・みんなちがってみんないい ・つながる ・日々のありがたさ、大切さ ・生きていく強さと勇気 ・信頼の大切さ ・最上級生の役割       ・あなたの話し相手はどこにいますか ・よりよい社会福祉制度へ ・最上級生の意義  ・学校へ行けること ・自分の目で ・祖父の生きる意味 ・世の中のマナー ・悪意のない世の中へ ・ふるさと ・他人と違うことは悪くはない ・仲間とつなぐリレー

19名の発表者
堂々の発表

                


市議会6月定例会9日に招集、一般質問など


 市議会6月定例会は9日開会し、会期を30日までの22日間とした。
 今期の定例会では、「沼津市水道料金等審議会条例」の全部を改正し、「沼津市水道事業及び下水道事業経営審議会条例」案等の条例改正や制定、国の措置にならい賃金等の変動に対処するため、設計労務単価等を変更して契約金額を増額する工事請負契約の一部変更など、25議案が上程された。
日程は以下の通りです。
・9日(月) 午前10時より
 本会議:開会、諸般の報告、会期の決定、感謝状の贈呈、常任委員会(総務経済、  文教消防、民生病院、建設水道)の所管事務調査の報告、常任委員の選任
 委員会:一般会計予算決算委員会・特別会計企業会計予算決算委員会の正副委員 長の互選
 本会議:議案説明、県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
・17日(火)、18日(水) 午前10時より
 本会議:一般質問
・19日(木) 午前10時より
 本会議:一般質問、議案質疑、委員会付託
・20日(金) 午前10時より
 委員会:総務経済委員会、建設水道委員会
・23日(月) 午前10時より
 委員会:文教消防委員会、民生病院委員会
・24日(火) 午前10時より
 委員会:一般会計予算決算委員会
・30日(月) 午前10時より
 本会議:委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

渡邉博夫の一般質問(個人質問)の発言要旨
1 本市の消費者問題と消費者教育推進について
 (1) 消費者を取り巻く現状認識について
 (2) 消費者教育の体系的推進のための取り組みについて
 (3) 消費者行政と教育行政(学校教育・社会教育)の連携について
 (4) 消費者教育の人材育成について
 (5) 高齢者・障害者への効果的な情報提供について

2 本市の小学校英語教育について
 (1) 言語科の現状とその評価について
 (2) 児童の英語への関心・積極性について
 (3) 英語教育に関する教員研修について
 (4) 教員の教材開発や準備のための時間確保について
 (5) ALTの来校頻度や打ち合せ時間の確保について
 (6) IT機器の積極的活用について
 (7) 中学校との接続・連携について





2014年6月15日日曜日

葛原沢川沿いのホタルまつりに参加

 少年自然の家南側を流れる葛原沢川沿いのホタルの里(せせらぎの径からあひるが池間)で、7日(土)と8日(日)の2日間行われました沼津ホタルまつりに、沼津ホタル保護研究会の役員の一人として参加いたしました。

 このホタルまつりはすでに30年近くの歴史を持ち、沼津の夏の風物詩として親しまれ、毎年多くの市民が神秘的な光の舞を観賞しております。

  今年は初日夕刻まで降雨があり心配されましたが、ホタルが舞うころには雨も上がり祭りを開催することができましたが、雨上がりであったことから少な目でした。2日目には条件も良くたくさんのホタルが舞い期待した観賞会となりました。
 なかでも、その多くが親子連れで、子を思う親の姿がとてもほほえましく頼れる存在として、うれしく思いました。

 沼津ホタル保護研究会は、昭和50年代後半、当時少年自然の家指導係長だった大竹和男先生(故人)が、この場所をホタルの里にしたいとの願いから、独学で研究を続け定着させたもであることから、先生の遺志を重く受け止め活動して行くこととしております。
 また、この他にも子どもたちによる自然保護活動やエコ活動を支援する取り組みをしております。

2014年6月2日月曜日

介護教室に参加いたしました。


 5月24日(土)13時からの2時間、かなおか地域包括支援センター及び社会福祉法人 駿河厚生会主催の介護教室に参加いたしました。

 第1部はかなおか地域包括支援センターセンター長の正岡明美さんが「地域の現状と課題について」と題して講演。高齢者人口の増加の中で(沼津市は55,420人 27.2%、)浮かび上がった経済、家庭・子、配偶者、独居、老々介護、孤立、認知症、食事、医療受診、その他の地域課題の詳細が紹介され、ことの重大さを認識するには十分でした。

 第2部は「食事の大切さ」をテーマに、試食を含め介護食について駿河厚生会管理栄養士の小野美由紀さんが講演。食事は生きるための栄養補給であり、人間の当たり前の欲である。口から食事を摂れることが、心身の状況に良い影響を与える。おいしく食べることが、食事の効果をより効果的にすると結んでおりました。
 なお、食べやすい介護食作りのポイント4点を示されました。①下処理を工夫する。②とろみをつける。③つぶす・きざむ・ミキサーにかける。④食器を工夫する。

 ここではその一部を紹介したに過ぎませんが、内容のある介護教室への参加は私にとって初めての体験であり、観念的には理解していたことが具体的・体験的に示されたことは、大変有意義な時間でした。

 今後もこうした介護現場の状況を広範に見聞し、今以上に議員活動に役立てて参りたいと思います。民生社会福祉は政治の中核をなすものであり、基本的人権の保障であります。
 


挨拶をする駿河厚生会理事長












 

2014年6月1日日曜日

第6回 2014年度 日本自治創造学会 研究大会 に参加して

 5月22日(木)から23日(金)の二日間、御茶ノ水の明治大学で行われた、財団法人日本自治創造学会主催の研究大会に参加いたしました。大会テーマは「変わる地域社会、変わる自治体・地方議会~自治、自立、分権~」で、以下、プログラムを紹介致します。なお、初日の最終時間に新藤義孝総務大臣(国家戦略特別区域担当大臣兼地域活性化担当大臣)が国会を終え急遽登壇し、持続可能な地域づくり、多様性、住民の発想、広域連携、産官学金連携、地方の自立等々を交えて所感の一端を述べ、中央の改革と地方への期待を精力的に述べられ、会場からも大きな拍手と大臣への期待感が伺われました。

講演1、見える議会、分かる議会-参加型議会への展望- 講師:中邨 章氏(日本自治創造学会会長・明治大学名誉教授)

講演2、消費税アップと地方財政の行方 講師:宮脇 淳氏   (北海道大学大学院教授・前地方分権改革推進委員会事務局長)

講演3、国家戦略特区による地域経済の再生へ 講師:藤原 豊氏(内閣官房地域活性化統合事務局次長)

講演4、公有財産老朽化への対応-自治体(首長・議会)に求められる課題- 講師:根本 祐二氏(東洋大学経済学部教授)

講演5、パネルディスカッション 
テーマ:変わる地方・変わる地方議会 
パネリスト:海老原 功一氏(流山市議会議長)
       清水 聖義氏(太田市長)
       曽根 泰教氏(慶応義塾大学教授)
       谷 隆徳氏(日本経済新聞編集委員兼論説委員)
コーディネーター:佐々木 信夫氏(中央大学教授)

講演6、ICTの活用による地域経済の活性化 講師:猿渡知之(総務省地域政策課長)

講演7、アベノミクスと日本経済のこれから 講師:小林慶一郎氏(慶応義塾大学教授)

講演8、地方議員の必須条件・変わる地方議会 講師:穂坂 邦夫氏(日本自治創造学
     会理事長・地方自立政策研究所理事長)

講演9、教育委員会改革と首長・議会の役割 講師:村上 祐介氏(東京大学大学院
     教授)

講演10、東京一極集中と分権-課題と展望- 講師:古川 康氏(佐賀県知事・全国知
     事会地方分権推進特別委員会委員長)

講演11、東京一極集中の必要性と日本の将来 講師:市川 宏雄氏(明治大学専門職
     大学院長・公共政策大学院ガバナンス研究科長)

 上記11の講演テーマはいずれも時宜得たテーマであり、大変参考になリました。これ
 からの議員活動に十分活かして参りたいと思います。