5月24日(土)13時からの2時間、かなおか地域包括支援センター及び社会福祉法人 駿河厚生会主催の介護教室に参加いたしました。
第1部はかなおか地域包括支援センターセンター長の正岡明美さんが「地域の現状と課題について」と題して講演。高齢者人口の増加の中で(沼津市は55,420人 27.2%、)浮かび上がった経済、家庭・子、配偶者、独居、老々介護、孤立、認知症、食事、医療受診、その他の地域課題の詳細が紹介され、ことの重大さを認識するには十分でした。
第2部は「食事の大切さ」をテーマに、試食を含め介護食について駿河厚生会管理栄養士の小野美由紀さんが講演。食事は生きるための栄養補給であり、人間の当たり前の欲である。口から食事を摂れることが、心身の状況に良い影響を与える。おいしく食べることが、食事の効果をより効果的にすると結んでおりました。
なお、食べやすい介護食作りのポイント4点を示されました。①下処理を工夫する。②とろみをつける。③つぶす・きざむ・ミキサーにかける。④食器を工夫する。
ここではその一部を紹介したに過ぎませんが、内容のある介護教室への参加は私にとって初めての体験であり、観念的には理解していたことが具体的・体験的に示されたことは、大変有意義な時間でした。
今後もこうした介護現場の状況を広範に見聞し、今以上に議員活動に役立てて参りたいと思います。民生社会福祉は政治の中核をなすものであり、基本的人権の保障であります。
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