2017年11月30日木曜日

第11回(11月)沼津市議会定例会について

 第11回(11月)沼津市議会定例会が17日告示され、下記の会期日程により開会されておりますのでお知らせ致します。
   この定例会では条例の一部改正や補正予算、工事請負契約の締結など、下記の9議案が上程されます。
 また、市長の政治姿勢や市当局の施策を質す一般質問は下記の通りで、20名の議員が質問致します。

1 議案(9件)
 1 専決処分の報告について(交通事故損害賠償額の決定)
  ・交通事故に係る損害賠償額の決定について、専決処分したもの。
 2 損害賠償の額を定めることについて
  ・市道における道路事故に係る損害賠償額を決定するもの。
 3 財産の処分について
  ・売買による財産の処分(土地一筆、処分価格:50,647,140円)
 4 沼津市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例等の
   一部改正について
  ・町方町・大門町・通横町地区計画の都市計画決定に伴い、条例の
   適用区域に町方町・大門町・通横町地区整備計画区域を追加する
   ほか、所要の改正を行うもの。
 5 沼津市立病院条例の一部改正について
  ・病院事業経営の安定化及び経常黒字化の一環として、個室使用料
   における特別室に係る使用料並びに1日人間ドック及び脳ドック
   の内容を見直すもの。
 6 平成29年度沼津市一般会計補正予算(第4回)について
  ・自立支援介護・訓練等給付費等のほか人事異動等に伴う職員人件費の
   調整を行う歳入歳出予算を追加するとともに、地方債を変更するもの。
 7 平成29年度沼津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1回)
   について
  ・平成28年度事業の清算に係る国等への返還金ほか全2件の歳入歳出
   予算を追加するもの。
 8 平成29年度沼津市介護保険事業特別会計補正予算(第2回)について
  ・保険料賦課徴収費ほか全2件の歳入歳出予算を追加するもの。
 9 工事請負契約の締結について(市道0107号線永代橋耐震補強・補修
   工事)
  ・市道0107号線永代橋耐震補強・補修工事請負契約を、JFEテクノス
   株式会社静岡事業所と締結するもの。
 
2 会期日程
  下記の日程による会期は22日間とし、この間、市の休日、
  議案研究、議案整理のための休会を含みます。
  
 11月 24日(金) 午前10時~ 本会議 開会、諸般の報告
                                                                                会期の決定、議案説明
   12月  4日(月) 午前10時~ 本会議 一般質問
   12月  5日(火) 午前10時~ 本会議 一般質問
   12月  6日(水) 午前10時~ 本会議 一般質問、議案質疑
                                                                                委員会付託
   12月  7日(木) 午前10時~ 委員会 総務委員会
   12月  8日(金) 午前10時~ 委員会 民生病院委員会
                                                                                建設水道委員会
   12月 11日(月) 午前10時~ 委員会 一般会計予算決算委員会
   12月 12日(火) 午前10時~ 委員会 特別会計企業会計予算決算
                                                                                委員会
   12月 15日(金) 午前10時~   本会議  委員長報告、質疑、討論
                                                                                採決、閉会
 ※市議会では市民にとって開かれた議会として本会議は公開しております。
  傍聴は議会活動に触れる最も身近な方法です。是非ともご来場下さい。
  (議場は市役所3階)  

2017年9月24日日曜日

沼津市敬老行事に参加して

敬老の日にちなんで各地で敬老行事が行われ長寿を祝いました。
この日を前に総務省が発表した人口推計(9月15日時点)によると、90歳以上の人口が初めて200万人を越え、前年より14万人多い206万人になったとの発表でした。
また、2016年に仕事に就いていた65歳以上の高齢者は、総務省の労働力調査では、過去最高770万人に達し、1年間で38万人増えたと報じています。
さらに、国内の高齢者は前年より57万人多い3.514万人で、総人口に占める割合は27.7%となり、人数、割合ともに過去最高を更新したとのことです。

沼津市では、65歳以上の人口が59.412人で高齢化率30.05%、75歳以上では29.226人、77歳が2.322人、88歳が879人、100歳以上が115人で、最高齢者は110歳の方です。

本市では敬老の日に先立ち、「長寿を祝う会」の中央開催が9月7日(木)、8日(金)に市民文化センターで、両日の午前・午後に行われました。7日の午後には市議会を代表してご長寿のお祝いを申し上げました。また、地区開催会場では9日(日)午前10時より戸田地区センターで行われた戸田地区敬老会に出席し、長寿のお祝いを申し上げました。

祝辞(一部)「ご長寿誠におめでとうございます。皆さまのお元気なお姿を拝見できましたことを、心より喜ばしく感じ、明日への励ましをいただいたように思います。そして本市が今日のような発展を遂げたのも、皆様方の長年にわたるご尽力の賜物であり、心より感謝申し上げます。人生の大先輩である皆さまからご意見をお聞かせ頂きながら、皆さまが健康で積極的に社会参加し、地域で安心して生活できるよう一層の努力をしてまいる所存で有ります。」と!







2017年9月18日月曜日

沼津日中友好協会の東京研修会について

先月、上野の森にて何香凝名作展と上野フリータイム、国会議事堂見学、東京スカイツリーソラマチ散策と名付けて、本会の年間計画である東京研修親睦行事を、34名の参加をもって実施いたしました。

最初に訪れた国会議事堂は見学コースである中央広間、御休所、衆議院玄関、衆議院議場、その他に議事堂内廊下の赤じゅたんや登院表示板などを見学し、重厚な建物とともに国会の仕組みや本会議の基本原則、主な議事、委員会の構成、議案の審査等について説明を受け、ほんの一部ではあるが国政の雰囲気にふれることができました。そこで改めて参加者全員が政治的関心の重要性を認識した見学であり、大変有意義であったと思います。

続いて訪れたのは、日中国交正常化45周年を記念して、(公社)日中友好協会が中国の深圳にある何香凝(かこうぎょう)美術館と共催しての「何香凝芸術名作展」が9月6日から東京・上野の森美術館で開催されておりましたので、参加者全員で鑑賞いたしました。
中国において偉大な政治活動家であり芸術家として知られる何香凝の絵画40点と、その生涯をたどる写真12枚が展示されており、日中両国の文化融合を感じさせる名作を鑑賞することができたことは、貴重な経験でした。

最後の東京スカイツリーでは計算上は約70㎞先まで望めるという壮大な眺めのフロア350、345、340の天望デッキ、ガラス張りでスロープ状の回廊で結ばれ、空を散歩しながら登るような感覚を体験できるフロア450、445の天望回廊ではその絶景のパノラマに歓声を上げ、個性あふれる300以上の店舗がある東京ソラマチでのお買い物を楽しみました。参加者の中には東京スカイツリーの電波塔としての役割や日本の伝統的な塔である五重の塔の「心柱」にちなんだ制振構造に興味を示されたかたも居られ、多方面にわたリ良い勉強と思い出にまりました。

参加者全員で!
「獅」
何香凝

1961年周恩来と挨拶を交わす

松・菊
山 水

2017年9月12日火曜日

沼津市議会第10回(9月)定例会について

沼津市議会第10回(9月)定例会が告示され、その概要を以下の通りご案内申し上げます。

1 日程について(下記の他は市の休日及び議事整理のため休会となります)

    9月13日(水)  午前10時より本会議:開会、諸般の報告、会期の決定、
                               議案説明
  9月25日(月)~26日(火) 午前10時より本会議:一般質問
  9月27日(水) 午前10時より本会議:一般質問、議案質疑、委員会
                              付託
  9月28日(木) 午前10時より委員会:文教産業委員会、総務委員会
  9月29日(金) 午前10時より委員会:民生病院委員会、建設水道
                              委員会
 10月 2日(月)~4日(水) 
                              午前10時より委員会:一般会計予算決算委員会
 10月 5日(木)~6日(金) 
                              午前10時より委員会:特別会計予算決算委員会
 10月10日(火)    午前10時より委員会:特別会計予算決算委員会
 10月16日(月)    午前10時より本会議:委員長報告、質疑、討論、
                              採決、閉会

2 当局提出案件について (合計28件)

 報告6件:専決処分の報告(交通事故損害賠償額の決定、継続費精算報告書
                 の報告等)
 人事4件:教育委員会委員・公平委員会委員・固定資産評価審査委員会委員
                 の同意
 決算9件:平成28年度沼津市一般会計歳入歳出決算の認定、平成28年度
                 沼津市国民健康保険事業特別会計予算決算の認定のほか、土地
                 取得事業・介護保険事業・簡易水道事業・後期高齢者医療事業
                 の特別会計予算決算の認定、沼津市立病院事業・水道事業・下水
                 道事業会計の認定
 一般2件:市道路線の認定等
 条例1件:沼津市医師就業支度金貸与条例の制定
 予算3件:平成29年度一般会計補正予算(第2回)、同沼津市介護保険事業
                 特別会計補正予算(第1回)、同病院会計事業会計補正予算
                 (第1回)
 契約3件:工事請負契約の締結(市立金岡中学校屋内運動場建築主体工事、
                 小河原川雨水貯留池築造工事、永代橋耐震補強工事)

3 請   願:「浜岡原発の再稼働を認めない」とともに、情報公開、避難計画の
                作成など 、浜岡原発事故対策を求める請願

※内容に付きましては、お問い合わせ下さい。

 
愛犬「ジョン」と門池公園で

2017年8月24日木曜日

平成29年第2回駿東伊豆消防組合議会定例会にて、議会運営委員長に選任されました。

去る8月21日(月)午後2時より駿東伊豆消防本部にて、平成29年第2回駿東伊豆消防組合議会定例会が開催されました。また、これより先の同日午後1時より議会運営委員会が開催され、前年同様に議会運営委員長に選任されました。以下、ご報告致します。
定例会では以下の7件が審議案件として上程されました。
報第1号 専決処分の報告について(交通事故損害賠償額の決定) 
報第2号 専決処分の報告について(交通事故損害賠償額の決定) 
認第1号 専決処分の報告及びその承認について(静岡県市町総合事務組合規約
                  の一部変更の同意) 
認第2号  平成28年度駿東伊豆消防組合会計歳入歳出決算の認定について  
議第7号 駿東伊豆消防組合職員の育児休業等の関する条例の一部改正に
                  ついて
議第8号 平成29年度駿東伊豆消防組合会計補正予算(第1回)について 
認第3号 監査委員の選任(組合議会)について

認第2号について
実質収支に関する調書(単位:千円)
  1 歳 入 総 額    5,588,348
  2 歳 出 総 額    5,485,628
  3 歳入歳出差引額           102,720
  4 翌年度へ繰り越すべき財源               0
  5 実 質 収 支 額       102,720
  6 実質収支額のうち地方自治法第233条の2による基金繰入額 0

認第3号 監査委員の選任(組合議会)について:二藤武司議員(伊豆の国
     市)を選出

消防行政に対する一般質問:通告者1人:山田直志議員(東伊豆町)
1 平成28年度中の救急出動について(一部掲載)
 (1)  到着までに20分以上掛かった件数とその市町分布について
    管内全体の出動件数2万2188件のうち777件で全体の3.5%、
    市町別の出動件数は沼津市は9.330件のうち80件で0.9%、
         清水町は1.355件のうち3件で0.2%、函南町は1.620件
    のうち125件で7.7%、伊豆の国市は2,527件のうち73件
    で2.9%、伊豆市は1.847件のうち280件で15.2%、
         伊東市は4.598件のうち153件で3.3%、東伊豆町は894件
         のうち55件で6.2%で、その他高速道路など管外への出動は17件
         中8件でした。
  (2)  入電から病院着に40分以上掛かった件数と市町分布については、管内全
         体の出動件数のうち8,754件で全体の39.5%、沼津市は3,33
         0件で34.9%、清水町は312件で23.0%、伊豆の国市は1,0
         37件で41.0%、伊豆市は1,182件で64.0%、伊東市は
         1,579件で34.3%、東伊豆町は520件で58.2%でした。
  (3)  構成市町の出動の増減(前年比)については、沼津市は55件増、清水
        町は23件の減、函南町は14件の減、伊豆の国市は47件の減、伊豆
        市は24件の増、伊東市は129件の増、東伊豆町は7件の減、その他
        が2件の増で、全体としては119件の増となっています。

平成27年度の消防白書では、全国で救急搬送された者のうち65歳以上の高
齢者の割合が56.7%であるのに対し、管内で搬送された者の高齢者の割合
は62.5%と5.8ポイントも高くなっています。
このことから、ある一定期間は人口減に対する救急需要は減少することなく、
今後、高齢化の進展に伴い、さらに高齢者の割合が増加するものと考えます。

議会運営委員会委員長として
定例議会
定例議会で議運委員長報告


2017年8月5日土曜日

静岡県AOI-PARC開所式に参列

静岡県では、健康寿命に貢献する「農・食・健」連携による新しい産業振興を目指すアグリ・オープンイノベーションプロジェクト、通称「AOIプロジェクト」を進めており、その拠点となる施設「AOI(アオイ)-PARC(パーク)」の開所式を、8月3日(木)14時30分より行い、川勝平太県知事の式辞、杉山盛雄県議会議長、長谷山彰慶応義塾長の祝辞など、県内関係者、内閣官房、文部科学省、農林水産省の職員も含め約150名が出席、大沼市長と共に沼津市議会からは私が出席いたしました。
テープカットの後、施設見学となりました。この施設は本市の旧東海大学開発工学部の校舎の1、2階を改修し、県農林技術研究所、県と連携協定を結んだ慶応大学、理化学研究所など14事業者・機関が入る。そして、そこには植物に照射する光の量や温度などを変えて30万通りの環境条件が設定でき、「パラメーターフル制御式栽培装置」など、最先端の実験設備を備えるとの説明があった。





2階ホール





沼川新放水路(仮称)着工式に出席し挨拶

静岡県と沼津市が主催して、7月28日(金)午後2時より沼津市大塚(旧凸版印刷跡地)において、地元関係者、県議会議員、市議会議員、国交省等の来賓出席のもと、沼川新放水路の本体工事着工式が行われ、私も沼津市議会から出席しご挨拶を申し上げました。
この工事は静岡県によると沼津市西部地区の一級河川高橋川周辺等で頻発する浸水被害を解消するため、抜本的な治水対策として高橋川と沼川の洪水を駿河湾へ直接放流する「沼川新放水路(仮称)」の整備を進め、昭和55年の補助事業採択から調査・設計・用地買収を進めて来たことから、この度、JR東海道本線南側区間で本体工事に着手することになったものです。
式典では、主催者として県交通基盤部長、沼津市長の挨拶に続き、県議会議長、沼川流域をよくする会会長等とともに、沼津市議会として、次のように新放水路の一日でも早い完成を念じ挨拶といたしました。

挨 拶(その一部)
この新放水路は、沼川流域全体の治水安全度を大幅に向上させるものとして、流域住民の皆様が長年待ち望んでいたものであり、この度の工事着手にあたり、静岡県関係者、県議会議員の皆様をはじめとする関係各位の多大なるご尽力に対しまして、心よりお礼申し上げます。

本市の当地区をはじめとする北西部地区につきましては、大型商業施設の出店やスマートインターチェンジの開通、東駿河湾環状線の西進計画など、道路交通網の整備により、今後の発展が大いに期待される地域でありますが、これに加え長年の課題であった浸水被害が解消されることにより更なる地域活性化が図られるものと期待しているところでございます。

これから、長期にわたる工事が始まるわけですが、市議会といたしましても、地域に皆さまと同様に、新放水路の一日でも早い完成を望んでおります。関係者の皆様には、より一層のご支援とご協力をお願い致します。



2017年8月4日金曜日

第1回日仏交流「エアロビ柔道」大会について

7月26日(水)19時より沼津市立沼津高等学校柔道場にて、第1回日仏交流「エアロビ柔道」大会を開催、大会会長としてご挨拶を申し上げました。
この大会の趣旨は大会実行委員長でもあり、長年市立沼津高等学校で柔道指導者として実績を残した根木谷信一先生(柔道8段)より、「エアロビ柔道」大会について、次の様に説明がありました。
(1)1987年11月、西ドイツエッセンで行われた「世界柔道選手権大会」に出場した佐々木光選手の応援でのエキシビションで「エアロビ柔道」のヒントを得た後、小林準一6段と市立沼津高等学校柔道部のトレーニングとして30年間実施研究した結果であること。
(2)7年前から老若男女の健康管理と東日本大震災の際、大船渡市柔道協会支援活動をフランスアソシエーション「海の道」と日本支部で実施してきたこと。
(3)礼法を生活に活かし、「転びの達人」を目指すことにより、顔面や後頭部の打撲による怪我防止のためである。
この後、約1時間にわたり自分のペースを守り、笑顔で安全な「エアロビ柔道」を楽しみました。

7月25日(火)13時半、沼津市出身でフランス在住のソウルオリンピック女子柔道金メダリストの佐々木光さんが、柔道を通じての日仏交流のためフランスの中学生・高校生13名と共に来日、沼津市長を表敬訪問されました。
佐々木光さんは、フランスアソシエーション「海の道」の代表であり、6年前から東日本大震災復興を願い活動を始め、過去2回日本で支援活動を行い、一昨年には大船渡市の柔道協会の中高生を中心に17名をフランス・フェノン市で開催された夏季柔道合宿に招待されました。
今年は日本での第3回大船渡市・沼津市柔道交流会に、佐々木光先生道場から中高生など13名が来日しました。
なお、アソシエーション「海の道」の日本支部長は根木谷信一先生で、今後沼津市からフランス・フェノン市への遠征を考えているとのことです。

根木谷先生の熱心な活動と私が日本大学三島高等学校柔道部の第1期卒業生であることから、この活動に対し全面的に応援して参りたいと思います。

第1回を祝しご挨拶を申し上げました。
指導する佐々木光さん
ソウル五輪柔道金メダリスト佐々木光さんと
フランスアソシエーション「海の道」の役員と

2017年8月1日火曜日

西伊豆町中国人殉難者慰霊の集いに参加して

平成29年度第42回西伊豆町中国人殉難者慰霊の集いが、先月9日(日)午前11時より西伊豆町大沢里白川の中国人殉難者慰霊碑前で行われ、沼津日中友好協会の会長として14名の方々と参加致しました。
会場では慰霊の辞を、星野淨晋西伊豆町長、栗原績静岡県日中友好協議会理事長、川口幸男裾野市日中友好協会長が述べ、その後、読経のなか大勢の参列者の焼香が続き、主催者である平馬栄白川町内会長の挨拶をもって閉会となりました。
太平洋戦争末期に西伊豆町へ強制連行され、過酷な労働条件の下で命を落とした中国人の霊を慰める集いです。
昭和19年、鉱山でミョウバン石を採取するため、中国人178人が強制連行され、そのうち重労働と劣悪な食糧事情とにより82人が死亡した。このことから、昭和51年に戦争への反省と日中友好の誓いを願い慰霊碑が建立されました。
以下、碑文を紹介し、戦争への反省と恒久の平和を念願し日中友好を誓うものであります。
  碑  文
太平洋戦争末期、多数の中国人が強制的に連行されわが国の鉱山、土建、荷役等の労働に従事させられた。その一部178名が当時仁科村(現西伊豆町)にあった戦線工業に就労したが当時の極度に悪かった食糧事情と強制労働のため、このうち82名が現地において死亡した。
これらの遺体は、1954年殉難者慰霊実行委員会により手厚く葬儀が行われた後遺骨は本国へ送還された。このたび有志の発起により、母国の開放を見ずに他界された殉難者の霊を慰めると共に、このような悲惨な犠牲をもたらした戦争への反省と、子々孫々に至るまでの日中友好の誓いを固めるため、ゆかりの深いこの地に、中国人殉難者の慰霊碑を建立した次第である。
 1976年4月



第22回静岡県レディースソフトボール大会について

第22回静岡県レディースソフトボール大会が7月2日(日)午前9時より、明電舎沼津事業所グランド他で、参加14チームの1回戦が行われました。試合に先立ち開会式が行われ、大会副会長の杉山盛雄(県議会議長)氏による主催者挨拶、沼津市教育長服部裕美子氏の歓迎の言葉と共に、沼津市議会から祝辞を述べる機会を頂きました。
祝辞は日頃からスポーツに親しむことの重要さや、仲間や多くの人と交流することによる豊かな心の醸成など、また、健康増進や子どもたちの健全育成に貢献するなど、各世代で広く親しまれているソフトボールの良さを申し上げました。
実を云いますと、この日を待ちわびていた私でした。と申しますのも、前職の日本大学三島高校在職中、37歳にして女子ソフトボール部を創部して以降25年間の顧問・監督を勤め、幸いにして生徒に恵まれインターハイや選抜大会に出場することが出来た経験からです。
また、この間ソフトボールを通じて顧問・監督の先生方や審判員をはじめとするソフトボール関係者など、部員ともども多くの指導者にお世話になりました。なかでも、全国の強豪(厚木商業高校、とあの森三愛高校、多治見西高校など)が集まり、今年で第37回を迎えた「栄光杯争奪高校女子ソフトボール大会」に、当時参加していたことはチームにとって最高の研修の場であり私にとって教育の場でありました。
ソフトボールを通じて得た経験と今でも続く深い人間関係は、私を成長させる糧となっています。

頑張って下さい!
選手宣誓
始球式・ストライク

2017年6月21日水曜日

沼津市日中友好協会会長就任挨拶

この度、沼津市日中友好協会2017年度定例総会において会長に選任されましたので、就任のご挨拶を申し上げます。

本協会は、1965年(昭和40年)7月、沼津医師会館にて二橋正夫議長のもと創立総会が開催され、会員45と共に発足、以来、今日まで脈々とその歩みを進め、現在、80名の会員をもってその目的である「日本と中国両国民の相互の理解と友好を深め以て両国の繁栄と世界平和に貢献すること」をもって活動しています。
活動においては、中国事情の研究や紹介、両国民の各分野に亘る交流の促進、中国語講座や合唱団などの講座や教室を置き、なかでも中国語講座は熱心な受講生により活動の中心となっております。

また、近年では、2012年に日中国交正常化40周年記念「地上の天空/北京・故宮博物院展」の見学や2015年の映画「15歳の夏」上映、2016年には第16回浙江省青少年民族芸術団公演を沼津市民文化センターに800名の観客を集めて開催するなど、会員はもとより伊藤前会長をはじめ熱心な役員各位の尽力により、誠心誠意の活動が継続されてきたことに深く感謝の意を表します。

本年度の活動は前述の活動に加え、7月9日(日)の西伊豆中国人殉難者慰霊の集い、9月8日(金)には中国大使館訪問及び何香凝(かこうぎょう、中国の著名な画家で女性運動家・革命家として大きな足跡を残した)美術展(日中国交正常化45周年記念、東京・上野の森美術館)の見学を予定しております。

会長就任において課題とされることは、何と云っても会員の増強であります。現在、日中友好とはいえ若干難しい環境にあるように思いますが、文化・芸術等による交流はいつの時代でも尽きることのない永遠の絆でありあることから、広く理解を求め協力を頂けるよう会の運営に努めて参ります。

新しい時代の国際社会の特徴の一つは、国と国との繋がりの他に、地方自治体の姉妹都市交流や,民間財団やNGO等の民間組織、企業、個人など多様なレベルでの国際協力関係が広がっていることであり、国民一人一人が担い手とされる国際交流が必要になっているものと思います。こうした環境になかで本会もその目標達成にまい進して参る所存であります。

どうぞ今後とも本会に対しご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

定例総会
就任挨拶後

2017年6月16日金曜日

沼津市議会副議長就任挨拶

この度、第9回(6月)定例会におきまして、第97代沼津市議会副議長に就任致しました渡邉博夫でございます。
伝統ある市議会の副議長という大役を拝し、身に余る光栄でございます。同時にその責任の重さを痛感いたしております。
このうえは、議長を支え、公正かつ円滑な議会運営に努めてまいります。また、安心・安全かつ活力あるまちづくりに向け、議会が力を十分発揮し、市民の皆さま方のご期待にお応えできるよう、全力を尽くしてまいる所存であります。
今後とも、どうかよろしくお願い申し上げます。

略歴(議員役職)
 市議会議員2期
 一般会計予算決算委員会 副委員長
 文教消防委員会 副委員長
 民生病院委員会 委員長



2017年6月11日日曜日

沼津ホタルまつりと静岡県ほたるサミット2017 沼津市大会について

今年も沼津ホタル保護研究会による恒例のホタルまつりが、6月3日(土)、4日(日)に、元沼津市少年自然の家南側の葛原沢蛍の里から野球場のあひるが池までの「せせらぎの径」を会場に開催されました。3日は土曜日とあって多くの家族連れが訪れ鑑賞されました。幸い両日とも天候もよく19時半頃より飛び、参加者は懐中電灯に赤い布を付け静かに鑑賞し、蛍の光に感激した様子でした。なお、この地の蛍は天然の源氏蛍として貴重であり、毎年参加者には自然保護への関心を持っていただくことを目的に開催しております。


静岡県ほたるサミット2017 沼津市大会について

来る6月17日(土)、18日(日)の両日、静岡県ほたるサミット2017沼津市大会が開催されます。
17日(土)は会場を戸田の「道の駅くるら戸田」とし、11時よりポスター展や幼虫飼育装置展示など、18時30分よりホタル観賞会(事前予約制・先着100名)を行います。
18日(日)は会場を沼津駅北口のプラサ ヴェルデ ホールBに移して、以下のプログラム・タイムスケジュールにて開催致します。

11:30~ 開場:太鼓演奏(飛龍高校和太鼓部)、ポスター展、幼虫飼育装置展示等
12:00~ 記念講演:東京工業大学教授 細野秀雄氏 テーマ「未来を拓く超伝導・
      世界の最先端を君へ」
13:00~ 式典:大会会長挨拶(大沼明穂沼津市長)ほか
13:40~ 基調講演:全国ホタル研究会名誉会長 大場信義氏 テーマ「江戸城
      天守築城と伊豆ホタル」
14:45~ パネルディスカッション テーマ「地域の宝としてのホタル、その価値と活
      用を考える」
15:45~ 研究発表 キッコーマン株式会社 五味恵子氏 テーマ「活躍するホタ
      ルの酵素」
16:15~ 事例研究 戸田ホタルの会 長倉建治氏 テーマ「戸田のホタルと環
                 境」
16:45~ 大会宣言
16:55~ 引継ぎ式 次回開催地 伊豆の国市
17:15   閉会
17:20~    記念抽選会 

大会総務委員長としてのお願いです。
上記のとおり内容の濃い素晴らしい大会内容となっております。どうか大勢の方々の
ご来場を心よお待ち申し上げます。


沼津ホタルまつりより



大沼市長も視察
沼津ホタル研究会役員

2017年6月2日金曜日

沼津市議会第9回(6月)定例会について

先の議会運営委員会(会派志政会の代表として出席)により、第9回(6月)定例会を6日から27日までの22日間とすることを内定し、これを受けて5月30日告示されましたので、お知らせ致します。
今定例会では、慣例により議長(2年間)及び副議長(1年)の任期満了に伴う後任の正副議長選挙が行われる見通しであり、議会運営委員会、4常任委員会委員(総務、文教産業、民生病院、建設水道)、2常任委員会委員(一般会計予算決算、特別会計予算決算)の選任と正副委員長の互選が予定されています。

また、当局提出案件は下記の39件が上程されるほか、永年勤続議員に対する感謝状贈呈が行われます。

報告(11件)
専決処分の報告について(損害賠償額の決定、繰越明許費繰越計算書の報告ほか)
承認( 1件)
専決処分の報告及びその承認について(沼津市立幼稚園保育料徴収条例の一部改正 
人事(19件)
農業委員会委員の任命について(全19名)
一般(  2件)
市道の路線の変更について、市道路線の認定について
条例(  5件)
・沼津市職員の退職手当に関する条例の一部改正について
・沼津市税賦課徴収条例の一部改正について
・沼津市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正につい    て
・沼津市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
・沼津市過疎地域等における固定資産税の課税免除等に関する条例の制定について
予算(1件):平成29年度沼津市一般会計補正予算(第1回)について

日  程
6月 6日(火) 10:00~ 本会議:開会、諸般の報告、会期の決定、感謝状の
        贈呈、常任委員会所管事務調査の報告、議会運営委員会委員の
        選任、4常任委員会委員及び2常任委員会委員の選任
6月14日(水) 10:00~ 本会議:一般質問
6月15日(木) 10:00~ 本会議:一般質問
6月16日(金) 10:00~ 本会議:一般質問、議案質疑、委員会付託
6月19日(月) 10:00~ 委員会:総務委員会
6月20日(火) 10:00~ 委員会:民生病院委員会、建設水道委員会
6月21日(水) 10:00~ 委員会:一般会計予算決算委員会
6月27日(火) 10:00~ 本会議:委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

本会議はどなたでも傍聴できます。議場傍聴席入口の傍聴受付、もしくは市役所3階議会事務局までお越し下さい。