2014年12月7日日曜日

平成26年度11月沼津市議会定例会について

 平成26年度11月沼津市議会定例会が11月25日(火)に開会、12月16日(火)閉会の22日間の会期で開催中、主な会期日程は以下の通りです。

 11月25日(火) 本会議:開会、諸般の報告、会期の決定、議案説明 
                 一部議案質疑、委員会付託
 12月 3日(水) 本会議:一般質問
 12月 4日(木) 本会議:一般質問
 12月 5日(金) 本会議:一般質問、議案質疑、委員会付託
 12月 8日(月) 委員会:文教消防委員会 総務経済委員会
 12月 9日(火) 委員会:民生病院委員会 建設水道委員会
 12月10日(水) 委員会:一般会計予算決算委員会
 12月11日(木) 委員会:特別会計企業会計予算決算委員会
 12月16日(火) 本会議:委員長報告 質疑、討論、採決、閉会

議案一覧 合計11件

 報告1件 専決処分の報告について(損害賠償額の決定)
 一般2件 指定管理者の指定について(愛鷹地区センター)
        指定管理者の指定について(くるら戸田)
 条例4件 沼津市職員の給与に関する条例等の一部改正について
        沼津市営住宅条例の一部改正について
        沼津市立病院条例の一部改正について
        沼津市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
  予算3件 平成26年度沼津市一般会計補正予算(第3回)について
         平成26年度沼津市一般会計補正予算(第4回)について
        平成26年度沼津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回)
                について
 契約1件 製造請負契約の締結について(駿東伊豆地区高機能消防指令センター
        整備事業設備製造)

渡辺博夫の一般(個人)質問

 1 第4次沼津市総合計画の一部追加            修正について
  (1) 都市的居圏内に北部地区を位置づ            けた要因について
  (2) 北部地区における岡宮北土地区画            整理事業について
   ①事業の位置づけについて
   ②進捗状況と現時点での事業効果に             対する認識について
   ③都市計画道路 沼津南一色線の供用見込みも含めた事業の見通しにつ いて
  (3) 土地利用の新たな方向について
   ①市街化調整区域における開発行為等の審査基準の見直し内容と
     評価について

一般質問の答弁について
栗原市長より都市的居圏内に北部地区を位置づけた要因について、以下の答弁がありました。

質問要旨
今回の一部追加修正において、これまで地域核としていた北部地区を、さらに都市的居住圏の重要構成要素に位置づけたということは、この地区が土地利用のポテンシャルが高く、まちづくりの可能性を有していることからだと考えている。
一部追加修正にあたり、北部地区を都市的居住圏の重要構成要素とした背景・要因につて、当局も同様の期待を込めてのことと思われるが、改めて市長の認識を伺いたい。

市長答弁要旨
都市的居住圏の北部に位置する門池・金岡地区は、東名・新東名インターチェンジや東駿河湾環状道路、国道1号、246号などの主要幹線道路が結節する市北部の交通拠点として交通利便性が高い地域であるとともに、インターチェンジ周辺には、飲食店などの商業施設をはじめ、企業や研究機関などが集積しています。
  また、最近5か年の中学校区別の人口推移では、市全体で2.9%の人口減少に対して、門池地区は4.0%の人口増加、金岡地区は0.4%の人口減少に留まるなど、沼津駅周辺地区とともに人口集積の高い地区となっています。その動きを牽引しているのは、市内居住者の移転や市外転入者の受け皿ともなる、便利で快適な居住環境の形成を図る岡宮北土地区画整理事業の推進や、交通環境等の良好な立地条件に基づく産業集積などが主な要因と思われ、東駿河湾環状道路の西進等も含めて、今後、更に大きな可能性を秘めた地区であると考え、都市的居住圏の重要構成要素と位置付けることとしたものです。

質問要旨
第4次沼津市総合計画の一部追加修正に関し、岡宮北土地区画整理事業の進捗状況や、この事業に含まれる都市計画道路沼津南一色線の供用開始時期などについての質問。

間宮一壽都市計画部長答弁要旨
平成35年度を完了予定、総事業費を275億円としている岡宮北土地区画整理事業は、25年度末の時点で事業費換算で約58%の進捗である。
  また、建設予定地から高尾山古墳が発見されたことにより建設工事が中断している沼津一色線については、「全面供用に向けて早期事業完了を目指す」とした。(そこには期日など具体的な見通しについては言及しなかった。)






2014年11月12日水曜日

平成26年度第68回沼津市スポーツ祭柔道競技の部で挨拶

 11月3日(月)に沼津市立沼津高等学校体育館柔道場にて、沼津市教育委員会及びNPO法人沼津体育協会主催の平成26年度第68回沼津市スポーツ祭柔道競技の部が開催され、来賓として挨拶を申し上げました。
 当日の参加者は男・女幼児の部から一般の部までの個人戦に162名が出場し、熱戦が繰り広げられました。
 また、会場には親子三世代が揃っての応援も多く、微笑ましい光景が見受けられました。

 挨拶では、スポーツによる心身の鍛錬・克己の精神を養うことの大切さ、なかでも柔道を通じての習得はこれに優るものはなく、間違いのない選択であったことを称賛致しました。
 加えて、講道館柔道の創設者嘉納治五郎師範の「精力善用」「自他共栄」の心を以下のように紹介致しました。同時に保護者にはお子様への解説をお願いした次第です。
 「精力善用」「自他共栄」は、柔術の「柔よく剛を制す」の考えから、心身の力を最も有効に使うことに発展させ、これこそが柔道の一貫した考えであり、社会生活すべてに欠くことのできない重要なものであるとし、このことを実生活に活かすことによって人間と社会の進歩に貢献することができるとして、これを修業目的としなければならないとの教えである。

 私が青春時代に選択したスポーツはこの日の出場者と同じ柔道でした。その舞台は日本大学三島高等学校在学中の部活動であり、母校柔道部の第一期生でもあります。また、西島外美雄先生指導のもと同期生揃っての最初の黒帯誕生でした。
 当時、道場に掲げられていたのは今でも変わらない「克己」二文字の書でありました。

根木谷大会会長挨拶
優秀選手紹介

頑張りを期待して挨拶
参加者

2014年11月7日金曜日

平成26年度静岡県薬物乱用防止県民大会に出席

 11月1日(土)午後1時30分より4時まで、プラサ ヴェルデ(コンベンションホールA)にて、静岡県薬物乱用対策推進本部(静岡県、静岡県教育委員会、静岡県警察本部)主催、沼津市、沼津市教育委員会、静岡県薬物乱用防止指導協議会共催の平成26年度静岡県薬物乱用防止県民大会に来賓として出席いたしました。

 開会に続き県副知事(代理)、沼津市長(代理)、伊藤育子県議会副議長の挨拶、来賓、主催者の紹介、薬物乱用防止功労者及び薬物乱用防止ポスター・標語コンテスト入賞者の表彰がありました。 
 薬物乱用防止ポスターコンテストでは、最優秀に浜松市立南部中学校の姫野美月さんが、高校の部では伊東高校城ヶ崎分校の鈴木結加里さんが入賞、標語コンテストでは、最優秀に磐田市立神明中学校の根本安純さんの作品「ダメ!いらない!  未来の私の 声がした」が、また高校の部では清水西高校の髙橋日華莉さんの作品「消さないで あなたの未来と まわりの笑顔」が入賞、この他ポスター・標語コンテストの優秀賞・佳作に、薬物乱用防止に向け熱のこもった素晴らしい入賞作品が紹介されました。












 引き続き講師に加藤秀視氏(人材育成アーティスト)を迎え、「自分を愛する技術」~パワーパーソンになるために と題して特別講演があり、氏の虐待、施設、暴走族、裏社会、逮捕など、自らのどん底の経験から「人はいつからでも変われる」というメッセージに、参加者全員が聞き入っていました。

 加藤秀視氏は型破りな育成手法により、少年院を出入りする非行少年少女や問題を抱える親子など1000名以上の問題を解決に導く。その功績が評価され、2009年には「文部科学大臣奨励賞」「衆議院議長奨励賞」「人間力大賞」を受賞(当日配布資料による)


 今、薬物は世界の国々で深刻な社会問題となっており、日本でも例外ではありません。毎日の報道にもあるように、薬物の汚染は私たちの身近に迫ってきています。
 薬物乱用を防止するためには、何といっても薬物の恐ろしさを正しく理解し、薬物に関する正しい知識を身に着けることが大切です。

 薬物とは、主に精神に影響を及ぼす作用があり、気分を変えることを目的に使われ、使用を続けると健康を損なう物質のことです。
 乱用とは、気分を変えることを目的に、自分勝手に薬物を使うことや、薬の本来の目的を逸脱して使用することをいいます。





2014年11月3日月曜日

秋田県大仙市四ツ屋小学校を訪問

 先月23日に秋田県大仙市立四ツ屋小学校を訪問致しました。
 訪問の目的は全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)小学校2014年(平成26年度)都道府県ランキング1位の秋田県にあって、大仙市小学校6年生の調査結果が全ての教科において全国及び秋田県の平均正答率を上回り大変良好な結果であったことからです。また、中学校3年生においても同様の結果でありました。
 大仙市教育委員会によれば、教科に関する調査については、小・中学校共に、全ての教科において全国及び秋田県の平均正答率を上回っており、特に活用に関わるB問題について顕著であるとのこと。
 また、生活習慣・学習環境に関する調査については、小・中学校共に、ほとんどの質問事項において全国及び秋田県の平均を上回っており、望ましい生活環境の中で基本的生活習慣及び学習習慣を確立し、意欲的に学習に取り組んでいるとのことです。 
 教育委員会では、この調査を十分に活用し、児童生徒一人一人の課題の改善状況を点検するフォローアップシートや指導法の改善に活かす資料等を今後も提示し、基礎知識のさらなる定着を図っていきたい。また、小・中9年間を見通した学習指導を一層充実させながら、幼保・高・大との連携も視野に入れ、「総合的な学習」を身に着けた児童生徒の育成を目指して、各学校の取り組みを支援していきたいと結んでいます。(大仙市教育委員会による平成26年度全国学力・学習状況調査の概観より・詳しくはHPにて)

  大仙市立四ツ屋小学校の経営目標は「夢をみつけよう」であり、校長の相庭晋司先生は次のように語られました(その一部)。   子どもたちが確かな夢や希望を持つためには、先ず第一に、より深く学び広く探究する心をはぐくみたい。次に、夢をはぐくむことのできる柔らかな心の育成に努めたい。その基本は「やさしさ」であり、人を思い人をいたわり大切にする心の育成にある。最後に、子どもの生きる力を支える「つよさ」の育成である。つよさとは、心身の強さを意味する。健康で丈夫な体、そして困難にもくじけないしなやかで強い心を育てたいと。

 そして、目標達成のため、以下7項目の具体策を掲げています。
 1、学力の向上対策(基礎・基本の定着、読解力の向上、少人数学習の推進、楽しんで取り組む体力づくり) 2、生徒指導の充実(子ども教職員も毎日ワクワクするような楽しい学校を目指して、学級づくり、確かな児童理解ほか) 3、職員研修の充実 4、生命を守る安全教育 5、キャリア教育の推進 6、家庭、地域との連携 7、危機管理意識の高揚 (この他の施策は省略させていただきました。)

 学校長のもと教職員が一体となって徹底した指導に邁進している姿と、児童の元気に頑張る瞳に感動さえ覚え、全国一位の全国学力テスト結果に納得致しました。

 この視察を我が教職歴に加えて本市の教育行政に活かして参りたいと思います。



相庭校長と









2014年10月19日日曜日

大相撲秋巡業「富士山駿河場所」を観覧

 10月19日(土)、キラメッセぬまづで行われた大相撲秋巡業「富士山駿河場所」を観覧致しました。
 巡業恒例の取り組みは、稽古、握手会、相撲講座に続き、序二段、三段目、、相撲甚句、初切、十両土俵入り、櫓太鼓打分、十両、鶴竜横綱綱締実演、中入、幕内土俵入り、横綱土俵入り、幕内取り組み、弓取り式と進み、午後3時千秋楽となりました。
 なかでも郷土力士の栃飛龍関や香富士関に拍手が送られ、白鵬対鶴竜、照ノ富士対遠藤の取り組みにはひと際大きな歓声と拍手が送られ、会場全体が熱気に包まれ盛況でした。
 
 相撲といえば、私にはこんな良い思い出があります。
 青年教師であった頃、柔道の経験もあったことから日本大学三島高校相撲部の顧問監督を務め、選手に恵まれて静岡県大会はもとより東海大会でも数度の優勝を果たし、インターハイや選抜大会(宇佐・金沢・高知大会など)に出場し優秀な結果を収めることができました。
   なかでも岩手国体のプレ選抜大会(浄法寺)では全国優勝を果たし、今でも当時の喜びの様子が脳裏に浮かびます。
   そしてこの中から進学し日本大学相撲部入り活躍した教え子がおり、これが縁で今でも大学相撲部とはお付き合いがあり、遠藤関をはじめOB力士の応援には力が入ります。

横綱白鵬土俵入り


日本大学相撲部祝勝会で遠藤関と

























2014年10月10日金曜日

静岡県立美術館移動美術展オープニングセレモニ-で挨拶 モンミュゼ沼津 沼津市庄司美術館にて

 去る10月4日(土)午前10時よりモンミュゼ沼津 沼津市庄司美術館にて行われました、静岡県立美術館移動美術展のオープニングセレモニ-に、市議会文教消防委員会を代表して出席し、挨拶とテープカットを致しました。

 この移動美術展は「日本人の油彩画」を取り上げ10月24日(日)まで開催されます。開館時間は午前10時~午後5時、観覧無料 14日(火)は休館

 挨拶で申し上げたのは、平成23年に続く3回目の静岡県立美
術館移動美術展の開催に感謝を述べ、この企画を広く文化と捉え、文化とは自然に働きかけた人間の営みのすべてであり、それは有形無形のものである。文化は人間を育む必要不可欠の要素であり人づくりの根源である。また、人間は社会的動物であることから社会を構成し生存する。そこで身近に言えば「まちづくり」の大前提は、文化を基調とした「まちづくり」であるべきである。この点からも今回の開催は意義深いものであると結びました。

 また、蛇足ながら教員現役時代に幾度となく県立美術館に引率し鑑賞した生徒諸君が、社会人となって日頃の生活の中にこうした鑑賞の習慣を活かし、心に潤いのある人生を送ってほしいとの思いをお伝え致しました。
左から工藤達朗沼津市教育長 
  坂田芳乃県立美術館副館長 
荻生昌平庄司美術館副館長

県立美術館からの解説は以下の通りです。
 美術館のコレクションは現在2,500点を超え、常時開催している収蔵品展は、多くの来館者からご好評をいただいております。静岡県は東西に広く、静岡市から遠く離れた地域では、これらのコレクションを観賞する機会に必ずしも恵まれているとはいえません。
 移動美術展は、開館以来、県内の遠方にあって、これら県立美術館のコレクションをご覧いただくことが難しい方のために、選りすぐりのコレクションを観賞いただく機会として開催するものです。

 今回の移動美術展はでは、数あるコレクションの中から、明治以降の近代洋画、とりわけ「日本人の油彩画」を取り上げます。黒田清輝、和田英作、佐伯祐三、小出楢重といった当館の珠玉の日本洋画コレクションを通じ、日本人が西洋由来の油彩画をいかに受容し、日本人独自のものとして展開していったのか、日本人と油彩画の関係について見つめ直します。

 鑑賞した感想は、いずれの作品も重厚で迫りくるものがあり、作品を前に暫し立ち止まり周囲と隔離されたかのように感じ、作家と無言の会話を交わすひとり自分が居るかのようでした。
 なかでも、圧巻なのは黒田清輝の「富士之図」(1)~(6)であり、今世界遺産となった富士山の明治31年の姿を、板(材質)、油彩(技法)で鑑賞することができました。
 また、印象深い作品として、曽宮一念の「スペインの野」(キャンヴァス、油彩)が脳裏に残ります。

2014年10月6日月曜日

第14回定例会で一般質問

   第14回定例会が9月12日(金)に開会、会期の決定や議案説明が行われました。それ以降、以下の予定等で進行しております。

9月24日(水) 一般質問

    渡邉博夫の一般質問(個人質問)発言の要旨


本年度の委員会所属は文教消防委員会
及び特別会計企業会計予算決算委員会です。
1 消費税増税と市民生活について
(1) 消費税8%の影響について
(2) 消費税10%の影響とその対応につ         いて

2  財政規律について
 (1) 市長の考える健全な財政とは
 (2) 健全な財政運営とその維持について
 (3) 「財政見通し」と財政ガイドライン策定      について
 ・9月発表の「財政見通し」における歳       入歳出の主な特徴とその推計の基本      的な考え方について
 ・ 財政指標の推移とその評価について
 
3 地域医療について
 (1) 沼津医師会管内の2次救急と広域医療の現状について
 (2) 沼津夜間救急医療センターについて
 (3) ドクターカーの導入について

 9月25日(木)  一般質問
    26日(金)  一般質問、議案質疑、委員会付託

   29日(月) 文教消防委員会  
                            付託案件 1 工事請負契約の締結(駿東伊豆地区消防救急デ
                                                ジタル無線設備整備工事) 
           総務経済委員会 
                            付託案件  1   専決処分の報告及びその承認(控訴の提起)
                    2  指定管理者の指定(地区センター)
                    3 沼津市戸田温泉施設条例の全部改正
                    4 沼津市ふるさと応援基金条例の制定
                    5 行政書士法違反書類の沼津市各機関への提出
                     排除に関する請願

     30日(火)  民生病院委員会 
             付託案件  1 沼津市特定教育・保育施設及び特定地域型保育
                                              事業の運 営に関する基準を定める条例の制定
                                           2  沼津市家庭的保育事業等の設備及び運営に関
                                               する基準を定める条例の制定
                     3  沼津市放課後児童健全育成事業の設備及び運
                                               営に関する基準を定める条例の制定  
                      建設水道委員会
                            付託案件  1  損害賠償の額を定めること

10月 1日(水)~3日(金) 
                      一般会計予算決算委員会
            付託案件  1 平成25年度沼津市一般会計歳入歳出決算の認定
                     2 平成26年度沼津市一般会計補正予算(第2回)
10月6日(月)~8日(水) 
                      特別会計企業会計予算決算委員会
            付託案件  1  平成25年度沼津市国民健康保険事業特別会計歳
                     入歳出決算の認定
                   2 平成25年度沼津市土地取得事業特別会計歳入
                                              歳出決算の認定
                                         3  平成25年度沼津市介護保険事業特別会計歳入
                                              歳出決算の認定
                                         4  平成25年度沼津市簡易水道事業特別会計歳入
                                               歳出決算の認定
                                         5  平成25年度沼津市後期高齢者医療事業特別会計
                                               歳入歳出決算の認定
                   6 平成25年度沼津市病院事業会計決算の認定
                   7 平成25年度沼津市水道事業会計決算の認定
                   8 平成25年度沼津市下水道事業会計決算の認定
                                          9 平成25年度沼津市水道事業会計未処分利益剰余
                                              金の処分
                                         10  平成26年度沼津市国民健康保険事業特別会計
                                              補正予算(第1回)
                                         11  平成26年度沼津市介護保険事業特別会計補正
                                              予算(第1回)
                                         12  平成26年度沼津市病院事業会計補正予算
                                              (第1回)

10月15日(水) 本会議 委員長報告 、質疑、討論、採決、閉会



2014年9月2日火曜日

  地元 門池で不動明王開眼

 先月、北小林の三明寺(大嶽正泰住職)で不動明王の開眼式が開かれ、ご案内をいただいたことから、そのお姿を拝見に参りました。
 
 高さ6㍍、重さ2.3㌧の青銅製で、静岡市に安置されていたが管理者が亡くなったため、万葉の湯(神奈川県小田原市)の会長高橋弘氏が引き取り、同寺に寄贈されたとのことです。

 開眼式では、不動明王の前面を覆う白布が引かれまず除幕。続いて大嶽住職が導師となり点眼し開眼。僧侶の読経のなか関係者が次々と焼香し、無事に開眼式を終了した。

 不動明王は悪魔を降伏させるために恐ろしい姿をされ、すべての障害を打ち砕き、おとなしく仏道に従わないものを、無理矢理にでも導き救済するという役目を持っておられます。
 お姿は、目を怒らせ、右手に宝剣を持ち、左手に縄を持つ大変恐ろしい姿をしておられますが、そのお心は人々を救済しようとする厳しくもやさしい慈悲に満ちております。

「門池不動尊」と名付けられた不動明王像

2014年8月29日金曜日

  2014 高校生しゃべり場inぬまづを傍聴

 去る8月24日(日)午後、沼津市教育委員会生涯学習課主催の「2014高校生しゃべり場inぬまづ」が市民文化センター2階大会議室において開かれ、昨年同様に傍聴致しました。

 今年度は「高校生のぬまづ魂!にぎわう街を若いチカラで」をテーマに、公立、私立12校の代表(内訳:男子5名、女子7名、1年生1名、2年生7名、3年生4名)が集まり、まちづくりについて熱心に意見交換がなされました。

 冒頭、工藤達朗教育長が「高校生だからこそ自由な意見を期待したい」「沼津は高校が多い都市、市内のみならず市外からの目線でも大いに語って欲しい」と挨拶、
 続いて、沼津高専3年の望月舜太郎さんがコーディネーターを務め、参加者らは地域に対する思いを自由に話し合った。
 その一部を紹介すると、高校生ゆえに「バス路線の充実や駐輪場の拡張を」「自転車通学を想定した道路整備を」「駅周辺に緑が少ない」「芝生広場などもっと人が集まりやすい場所が欲しい」「もっと地域密着型の店舗があってもよいのではないか」「沼津駅の問題」等々、他市との比較を交え活発な意見が2時間に及んだ。
 昨年の参加者と同様に、参加者から「今回の話を深めたい」との意見もあり、その姿勢に賞賛の拍手を送ります。昨年の参加者は広報紙「ぬまづたぶりど。」を発行するまでに至っています。

 なお、参加校は以下の通りです。沼津高専、沼津東、沼津西、沼津城北(都合により欠席)、沼津工業、沼津商業、市立沼津、沼津中央、飛龍、桐陽、加藤学園、加藤学園暁秀、誠恵(参加者名簿順)

 最後に、熱心な高校生の姿を見るにつけ、傍聴する大人市民の数が少なく、多くの席を余す状況であったことが残念でありました。

         



2014年8月14日木曜日

夏期行政視察報告(その2):岩手県宮古市における復興に向けた取組について

 去る7月17日(木)、岩手県宮古市に復興に向けた取り組みをテーマに、復興計画と復興まちづくりについて行政視察を致しましたので、その概略をご報告申し上げます。尚、詳細についてはお問い合わせください。

 東日本大震災により犠牲となられた全ての方々に対し謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り致します。また、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

宮古市役所4階窓より
  未曾有の被害をもたらした東日本大震災から3年余が経過致しました。大震災・大津波・原発事故からの復旧・復興はどこまで進んだのか。
 報道によれば、被災被害状況は3月10日現在、死者1万5884人、行方不明者2633人(警察庁まとめ)、避難生活を送っている人は、今なお26万7419人いる(2月13日現在、復興庁まとめ)。また、仮設住宅での生活を余儀なくされている入居者は、10万2650人(8県で4万6275戸)と10万人を超え復興は遅れています。

 宮古市役所にて、市議会議長の前川昌登氏、議会事務局長の上居勝弘氏より丁重なご挨拶を受けたのち、市総務企画部復興推進課長滝澤肇氏より以下に示す説明を受け、その後、議会事務局次長の佐々木純子氏の案内で現地視察を致しました。

1、地震発生と津波の状況
 地震発生:平成23年3月11日(金)14時46分ころ、地震規模:マグニチュード9,0、市内最大震度:震度5弱、最大波到達時刻・高さ:15時26分・8,5m以上、最大遡上高:田老・小堀内地区37,9m(東大地震研究所発表)重茂・姉吉地区40,5m(学術合同調査グループ発表)

2、被災状況
 人的被害:死者515人(死亡届出者406人、死亡認定者109人、うち消防職員4人殉職、消防団員16人殉職)、行方不明者97人(認定志望者含む)、負傷者33人、(2012年7月9日現在)   物的被害:家屋倒壊数9,088棟、被害箇所15,421箇所、被害総額約2,456億円

3、復興計画の骨子
 5つの重点プロジェクト:①住まいの再建支援 ②みなとまち産業振興 ③森・川・海の再生可能 エネルギー ④防災のまち協働 ⑤災害記憶の伝承⇒すまいと暮らしの再建・産業経済復興・安全な地域づくり

4、地区復興まちづくりの進め方
 地区ごとに状況にあった検討を行うため、沿岸部の被災地区33地区を、被災戸数の規模に応じて2つに分類 (1)全体協議型地区(被災戸数40戸未満で復興パターンが1種類程度)⇒個別に意向を把握し、まちづくりの方針を検討 (2)検討会立ち上げ型地区(被災戸数100戸以上で複数の復興パターンが想定)⇒地域住民で組織された検討会を立ち上げ、まちづくり便り等によって意見収集をしながら、まちづくりの方針を検討

5、地区復興まちづくり計画策定の流れ
 第1段階(平成23年10月下旬~11月中旬):まちづくりの目標の決定、第1回地区復興まちづくり検討会→目標の検討、用地別の土地利用の検討
 第2段階(11月下旬~12月上旬):目標達成のための手段・方法の決定、第2回地区復興まちづくり検討会→分野別の方針の検討、手段・方法の検討
 第3段階(12月下旬~1月中旬):具体的な事業手法、スケジュールの決定、第3回地区復興まちづくり検討会→事業手法とスケジュールの検討、計画(素案)の取りまとめ
 地区復興まちづくり計画(素案)内覧会:検討会の検討経緯、計画(素案)提示、検討会委員と地区住民の意見交換
 第4段階(1月下旬~2月上旬):復興まちづくりの決定、第4回地区復興まちづくり検討会→計画案内覧会の報告、計画案の決定
 ⇒平成24年2月末 宮古市長に提言

6、関係機関との調整
 平成23年度:監理調整会議⇒主催:国土交通省、参加者:学識経験者、国土交通省、復興庁、岩手県、宮古市 開催:1ケ月に1回 10回開催 主な調整:まちづくり計画の方法、国道、県道、防潮堤、JR、検討会の進め方、予算、工程ほか
 平成24年度:連絡調整会議⇒主催:宮古市、参加者:国土交通省、復興庁、岩手県、宮古市
開催:2ケ月に1回 6回開催 主な調整:国道、県道、防潮堤、JR、行政案を事業化、予算、工程、都市計画の手続きほか
 平成25年度:連絡調整会議⇒主催:宮古市、参加者:学識経験者、国土交通省、復興庁、岩手県、宮古市 開催:2ケ月に1回 主な調整:津波復興拠点整備事業

7、復興計画事業の進捗状況
田老地区区画整理事業現場にて
東日本大震災復興計画(推進計画)の351事業の着手率94% 内訳:「すまいと暮らしの再建」
88事業の着手率91%、「産業・経済復興」128事業の着手率97%、「安全な地域づくり」135事業の着手率93%
 田老地区の区画整理事業 (1)概要:施行面積約19ha、総事業費25億円、計画人口600人 (2)これまでの取り組み:URと協力協定24年3月、事業認可25年5月、着工式同7月、用途の指定同10月、第1~第3回審議会同10月~26年4月 (3)今後の予定:第4回審議会26年、仮換地指定26年6月、工事完了28年3月
 
8、今後の課題
 短期的課題:(1)早期整備に向けた関係調整 (2)資材、盛土材、残土、施行業者等の確保 (3)埋設物の速やか移転 (4)補償物件の短期間による調整 (5)仮換地後の対応
 中・長期的な課題:(1)土地利用の具体化 (2)賑わいや雇用の創出 (3)新たなコミュニティの形成 (4)被災者の方々(特に高齢者)への再建支援を継続 (5)訪問者等へのきめ細かなサービス(景観やサービス)の充実により、全国のみなさんへの感謝の気持ちを継続させる取り組み


津波遺構保存への寄附金を募っています!
 東日本大震災の津波により、壊滅的な被害を受けた「たろう観光ホテル」。宮古市は、甚大な震災の記憶を風化させることなく後世へ伝えるための「津波遺構」として、同ホテルを保存整備し長期にわたり活用したいと考えており、その財源として広く寄附金をお募っています。(ふるさと宮古寄附金申出書より)
 問い合わせ・岩手県宮古市 総務企画室 復興推進課 電話:0193-68-9096

 上記の内容は被災者及び宮古市の意に沿うべく、宮古市より提供された資料の一部を概略として示したものであります。資料を提供いただきました関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
 






2014年8月10日日曜日

夏期行政視察報告(その1):山形市における議会改革と中心市街地活性化について

 去る7月16日(水)に山形県山形市を、翌17日(木)には岩手県宮古市を行政視察致しました。以下、その概略をご報告いたします。詳細につきましてはお問い合わせ下さい。

 山形市の視察テーマは議会改革と中心市街地活性化についてとし、宮古市では復興に向けた取り組みについて(復興計画・復興まちつくり計画)をテーマと致しました。

市川昭男市長とともに
山形市(総人口:253,402人(H26,4月)、面積:381.58K㎡)では、市川昭男市長から歓迎のご挨拶をいただき、歓談のなかに市政はもとより議会に対しても積極果敢な姿勢を示しておられ、期待感溢れる市長とお見受け致しました。
 続いて、山形県市議会議長会会長をも務める加藤賢一山形市議会議長と面談、議会改革の先導的存在であり、我が校友であることからも大歓迎とのこと、気さくな雰囲気のなか視察に全面的な協力をいただいた次第です。

 テーマの議会改革については、平成25年4月1日から議会基本条例が施行されたことから、それまでの取り組みと平成25年以降の課題等について報告致します。
・平成17年からは行財政改革・活性化検討委員会の設置、議員定数削減を決定(38人から35人へ、平成19年4月改選から適用)、報酬の時限的削減等を実施など。

・平成21年度からは、大型ディスプレーの議場内設置(一般質問時の補助資料や時間の表示)、平成22年度6月定例会から本会議のインターネット生中継・録画配信開始 
平成24年度から予算・決算委員会、全員協議会をインターネット中継に追加、平成24年度からすでに導入していた会議録検索システムの会議録検索範囲を本会議、予算・決算委員会に加え、常任委員会にも拡大。

・平成23年度から24年度については、平成23年4月の改選後から各会派が議会基本条例制定の方向で合意、議会運営委員会の先進地や議員研修会の実施、
平成23年11月に議会改革検討委員会を設置し、条例の具体的内容を検討、
平成24年11月に条例(素案)に対する市民からの意見募集(パブリックコメント)を実施、議会基本条例(素案)の市民報告会実施、
平成24年12月定例会最終日に議会基本条例を本会議に提案し、全会一致で可決。(12月19日公布、制定)
平成25年3月までに議会基本条例の施行に関する規定め、平成25年4月1日から条例施行。
説明を頂く加藤賢一議長

・平成25年度は6月定例会から、議会基本条例に定める項目を実施。
①一般質問の選択制(一問一答方式、一括質問一括答弁方式) 
②請願・陳情の意見陳述 
③議会報および議会HPでの議案に対する各議員の態度の公表 
議会報告会:4班編成、8か所4日間の日程で11月実施。

・時期改選(平成27年4月予定)からの適用内容
定数:35人から33人へ 
報酬:3万円減(議長74万円、副議長69万円、議員64万円) 
政務活動費:月額2万円減(月額10万円)

※議会基本条例とは、議会のあり方を市民に対して宣言するもので、議会の「最高規範」ともいわれ、議会改革の柱として全国各地の議会が制定し、執行部とのなれ合いを廃し、議会の役割を再定義し、公開度を上げて説明責任を果たすなど、活性化のための運営ルールを定めることが特徴となっています。

 本市議会もこれまでの申し合わせ事項や先例慣習等を精査し成文化して、市民の期待に応えるべく、議会基本条例の制定に向けた取り組みを早期に開始すべきものと考えます。


 テーマ中心市街地活性化についての取り組みについては、「山形市中心市街地活性化基本計画」の概要をもって報告と致します。
 計画期間を平成20年11月から26年10月までとし、中心市街地区域面積は127haである。
1、大型店の撤退と郊外立地について
 ・昭和50年までは中心市街地への出店が上回っていたが、それ以降は圧倒的に郊  外へ集積
 ・ロードサイド、区画整理地内に大型店が相次ぎ立地、中心市街地では近年大型店   の撤退が続いている。
 ・隣接する仙台市への買い物客の流失傾向もみられ、中心市街地の小売業は売り上  げが減少。
2、中心市街地の課題
 ・歴史文化的資源等の多様な資源を活性  化に活かす
 ・新たな商業振興の展開
  ・街なかの居住環境整備を進める
 ・活性化の推進体制を確立する
3、中心市街地活性化の基本的方針
 ・「街なか観光」・「イベント」による賑わい   の創出
 ・人の温もりを中心部に誘導する「街なか  居住」
 ・特色ある商業の振興
4、中心市街地活性化の戦略
 ・三つの新名所づくり(七日町拠点、山形まなび館拠点、山形ま るごと館 紅の蔵)
 ・街なか観光の総合的展開 ・イベントの総合的展開 ・人の温もり創出のための街な  か居住への取り組み ・観光・イベントと結びついた商業の振興
5、中心市街地活性化の目標
 ・賑わい拠点の創出 ・街なか居住の推進 ・街なか観光交流人口の増加
6、取り組みの効果
  事業の進捗状況(26年3月末現在)
 ・着手率 93,8% 81事業中、76事業が「完了」又は「着手済み」 ほか

  県庁所在地であっても「中心市街地では近年大型店の撤退が続いている」「隣接する仙台市へ  の買い物客の流失傾向もみられ、中心市街地の小売業は売り上げが減少」といった現状は、本  市の状況と酷似しており、活性化への施策の大半は本市に置き換えることのできるものであった  が、何よりも計画遂行への関係部署の横断的縦断的連携とスタッフの指導性と旺盛な「やる気」を  大いに感じたところであり、このことが目的達成の成否を決めるものと思い、本市にも同様の期待  を抱きつつ大変意義ある視察となりました。

(資料は山形市よりご提供いただきました。関係者に厚く御礼申し上げます。)
















2014年8月3日日曜日

元総理 細川護熙氏と小水力発電について懇談

 先の2月定例会の一般質問で、本市の小水力発電推進について、本市牧堰用水の小水力発電について取り上げ、当局からは「関係各課と事業者等で協議を続けて諸条件を整え、早期の導入を目指して取り組む」とのと答弁を得たことは既にご報告いたしましたが、その後において市当局や地元自治会・水利関係者との協議を重ね、小水力発電装置設置に向けた検討をしている最中、7月23日(水)の午後4時過ぎ、小水力発電をリードする山梨県都留市を視察後、その足で小水力発電装置設置を本市同様に推進する長泉町の桜堤の河川を視察すべく、細川護熙元総理がお見えになり、現地で関係者の説明を受けた後、場所を移して約1時間半ほど私を含め少人数で懇談、話題は勿論、自然エネルギー普及推進の重要性と日本の将来についてでありましたが、これにとどまらず、政界引退表明後に陶芸の道を志し、茶碗、花入、水差、茶入、香合などの茶器の制作や、漆芸、書、水墨画から油彩画についても語られ、穏やかなお人柄の中にも衰えることのない情熱を大いに感じた次第です。

 翌日25日(金)より8月24日(日)の会期で開催の、山形美術館開館50周年特別展「細川家の名宝と細川護熙の風雅」の開会式に出席する予定とのことでした。



参考
 細川内閣は、元熊本県知事の細川護熙氏が第79代内閣総理大臣に任命され、1993年(平成5年)8月9日から1994年4月28日まで続いた。非自民・非共産連立のこの内閣の発足により、1955年(昭和30年)の結党以来38年間政権を維持した自由民主党は初めて野党となった。

 2014年2月9日執行の東京都知事選挙後、5月7日に小泉純一郎元首相と脱原発と自然エネルギーの普及を目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立。「自然エネルギーは、日本の活路を開くまたとないチャンス」と訴えた。推進会議の発起人や賛同人には哲学者の梅原猛氏や作家瀬戸内寂聴氏、俳優の菅原文太、吉永小百合、音楽プロデューサー小林武史氏らが名を連ねている。

2014年7月11日金曜日

地元で夏季門池公園一斉清掃奉仕とぐるめ街道七夕フェスについて

   今週6日(日)に夏季門池公園一斉清掃奉仕が行われました。
怪我のないように!
   門池公園一斉清掃奉仕は門池地区コミュニティ推進委員会主催で年2回行われます。
 今回は門池の景観を保つことと地域の方々との親睦を深める目的で、「地域の共同作業を年代等にこだわらない交流の機会に」をテーマに行われ、域内の全15自治会とコミ各部、社会福祉協議会、民生委員、門池小中PTA、ぐるめ街道振興会、門池釣り愛好会の方々とともに、門池中学校1年生全員が参加、午前8時30分集合、移動して同9時よりごみ回収から植え込みや樹木根元の草取り草刈を行い、同11時に終了解散となり、その目的は達成されたものと思います。

 
参加者準備中
門池公園は今では御用邸公園に次ぐ面積を持つ公園となり、憩いの場所として地域の方のみならず、四季を通じて遠方から訪れる方も多く、沼津の宝となっております。この16日(水)には、東エリアの遊具広場も開放され、同時に子ども達に大人気の北エリアの噴水が運転開始となります。

 去る第12回定例会の私の一般質問(3月4日午後)で、門池について「市民の憩いの場であり、ぬまづの宝100選にも入るが、夏場にアオコや悪臭が発生し透明度も低い」と指摘し、抜本的な水質浄化対策と、小水力発電の導入について質しました。

清掃なった公園内の経塚
 これに対して、当局の答弁は次の通りです。
水の滞留域に水抜き穴を設置して水の入れ替えも行い、水質調査もしているとしつつ、「関係者の意見を踏まえ、効果的な水質浄化対策を行う」とした。今年度の対策を注視して行きたいと思います。
 なお、小水力発電の導入については先にもご報告申し上げましたとおり、「牧堰用水の利用については、関係各課と事業者等で協議を続けて諸条件を整え、早期の導入を目指して取り組む」との答弁であり、現在私も参画し進行中であります。



 沼津ぐるめ街道振興会による、2014ぐるめ街道七夕フェスが6日(日)午前8時より10時まで、駿河の湯 坂口屋さんの特設会場で開催され、大勢の来場者があり盛況でした。
 このイベントは、毎年恒例の沼津ぐるめ街道・沼津駅周辺地域・沼津港の三大商業地域の合同イベントとして定着しております。
 この日も、「日頃の感謝をこめて、300食限定のおふるまい・しし鍋、サザエ飯やぐるめ街道自慢の逸品、焼津港マグロの販売、その他売り切れ必至の限定商品を多数ご用意いたしました!」との案内のなか、遠来のお客様も見られ満足顔の様子でした。
 また、これに併せて「たなばた朝市」やぐるめ街道会場協賛店による「夏祭り!大感謝祭」も開催され、商業及び地域活性化への積極的な取り組みの実際を目の当たりにして、更なる期待を寄せるところです。

 第12回定例会の私の一般質問(3月4日午後)にて、沼津インター線ぐるめ街道の現状認識とにぎわい創造の具体的支援策を質しました。

行列ができる盛況ぶり
本市の基本計画では、この地区は北の玄関口であり、良質な住宅地の形成、商業や業務、飲食などの様々な機能の集積を促進し、にぎわいのあるまちづくりを進めるとの方向を示しているものの、東駿河湾環状道路の開通等により、交通渋滞は大幅に緩和された一方で、以前にも増して客足が減少し厳しい状況にある実態を訴え、この局面の打開策として自助努力は勿論のこと、加えて行政の積極的な支援を求めたものです。

 これに対する答弁(一部)は、「市として、さらに今後、振興会の皆さんと情報交換を密にしながら、新たなにぎわいづくりについて、ともに検討してまいりたいと考えています。例えば、観光客や周辺住民を対象とした食のイベントの開催、あるいは、門池公園の桜など地域資源を生かした観光情報の発信などの振興会の取り組みについて、国の支援メニューの活用を視野に入れながら、具体的な取り組みに応じた支援に努めてまいります。」とのことでした。

 この答弁の結果を受けて、去る4月25日(金)午前10時より市役所第1委員会室にて、「ぐるめ街道振興会からの質問に対する説明会」が開かれ、振興会会長・事務局の出席に、市側からは地域自治課、建設企画室、維持管理課、環境政策課、観光交流課、危機管理課、農林農地課、都市計画課、ごみ対策推進課との合同協議がなされ、問題解決に向かって歩みが見られたこと、ややもするとセクショナリズムに陥るな
かで、市役所9課が一堂に会しての協議であったことは、大いに評価し内容においても今後に期待するところであります。






2014年7月5日土曜日

「県ほたるサミット2014in伊豆大会」の開催について

   第1回「県ほたるサミット2014in伊豆大会」が先週28日(土)に伊豆市の天城会館にて開かれ、大会総務委員長として参加出席いたしました。
 この大会はホタルの成育環境の保全や地域活性化をテーマに、県内のほたる保護活動関係者や愛好者、市民が参加するとともに、県東部20市町ほか多くの後援をいただいての開催でした。
 式典では、下田城二大会会長が、「自然環境の保全と観光の融和」をテーマに、県東部20市町をリレーしながら「ほたるサミット」を開催し、この地域のホタル情報を全国に発信したいと挨拶した。
基調講演
続いて、地元伊豆市の菊地豊市長からは、「昔のようなもっと美しい狩野川の清流を取り戻し、ホタルが心地よくすめる環境づくりに努めたい」「今回のサミットを契機に、環境保全についての議論が深まることを期待する」と挨拶。

 基調講演では、全国ホタル研究会名誉会長・大場蛍研究所の大場信義所長が「発光の不思議とホタルの発する可能性」と題して、世界の様々な発光生物を紹介、近年では発光の仕組みの解明が進み、医療分野への応用が進んでいると紹介した。
       
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、「ホタルの保全と地域おこし」をテーマに、大場信義所長、県東部地域政策局の滝浪勇局長、静岡新聞社の田中実論説委員、日本ビオトープ協会の櫻井淳会長の4人のパネラーが討論、「ホタル観賞を通じたまちおこしを行い、これを伊豆半島全域に広げるべき」「ホタルの生息地保全には学校との連携が必要」などの意見が出され、興味深い高レベルの内容でした。


閉会式では、以下の共同宣言が採択されました。
   関係団体・愛好者・市民

一 ホタルを通した交流を深め、環境保全施策等について情報交換を行います。
一 ホタルをはじめとする、水辺の動植物を保護・保全するため、生態系に配慮した河川の整備や水辺の浄化運動を推進し、自然との共生を目指します。
一 地域の宝であるホタルを通して、人々にふるさとへの郷愁をよ みがえらせ、以て地域間・世代間の交流を勧め、観光資源としての位置づけをも確認し、地域の発展につなげていきます。
 
 なお、引き継ぎ式で平成27年度は小山町での開催が決定いたしました。

主催者:大会会長・副会長とともに
菊地市長から込山町長へ




2014年7月4日金曜日

門池小学校「学校公開日」の公開授業「英語」を参観いたしました。

  広報沼津の6月1日号に、「行ってみよう、あの学校 学校公開を行います」「日頃、 なかなか見ることができない地域の学校の様子などを、この機会に見学してみませんか。」との見出しで、6月13日(金)から7月4日(金)までの間、市内小中学校40校の公開日が紹介されました。

 本市では、平成17年に様々な規制を地域を限って緩和する政府の構造改革特別区域(特区)の制度適用を申請し認められ、「言語科」という科目を導入、読解力を向上させて言葉の応用力向上を目指す「読解の時間」と、英語による実践的なコミュニケーション能力の育成を目指す「英語の時間」を設け、言語科教育は現在では小中学校全学年で実施され、本年で9年目となります。
 小学校の英語は1年生から4年生が年間20時間、5・6年生が年間35時間を学級担任とALT(外国語指導助手)が担当しています。参考までに中学校では全学年年間20時間を英語科教師とALTのティームティ-チングが行われております。

 門池小学校学校公開日の6月27日(金)に、第2校時の6年生と第3校時の2年生の英語を参観いたしました。ジャマイカ出身のBabatunji Harris先生がALTとして週4日担当しており、この日も両学年とも学級担任との呼吸もよく、子どもたちの興味関心も高く、副読本やIT機器を使っての楽しそうな授業展開でした。

 なお、6月定例会での私の一般質問(6月17日)で、小学校の英語教育について、言語科の現状と評価、IT機器の積極的活用などについて質問。工藤教育長は「言語科についてのアンケートから、話して表現する力、人との関わり、学級での仲間づくりに良い影響を与えていることが見られる。ALTに積極的の英語で話すなど、英語への関心が高まっている」と評価し、IT機器の積極的活用についても、「直接の語り合いを大事にしているが、活用していく」との答弁でした。
 また、ALTについて、2人が直接雇用、15人が間接雇用(業務委託)という現状に、「ALTが子どもと良好な関係を築き、資質の確保のためにも直接雇用すべきだ」と指摘し質問した。教育長答弁は「ALT指導上の共通認識を派遣している委託会社に徹底させている」であった。特にこの点は今後においても改善を求めていきたいと思います。


2014年6月16日月曜日

「わたしの主張」大会で中学生19人が登壇

 市議会文教消防委員会委員として、14日(土)に沼津市教育委員会主催の平成26年度第33回「沼津市わたしの主張大会」(市民文化センター小ホール)に招かれ、熱弁を振るう市内中学校19校の代表生徒の発表を聞きました。

 教育委員会によりますと、この大会の趣旨を次のように説明しております。
 日ごろの生活や自分自身を見つめながら自己の考え方をまとめ、互いに発表し合ったり、他人の意見を聞き合うことは人間の成長にとって大切なことです。この主張大会は、中学生自身の意識ううを高めるとともに、市民の皆様が中学生への理解を深め、併せて青少年の健全育成に役立てるために開催しています。
挨拶に立つ工藤教育長

 開会して工藤達朗沼津市教育長の挨拶、真野彰一市議会議長の祝辞に続き19名の代表が持ち時間5分で発表、その態度も堂々として大変立派した。
 内容的には、社会へのメッセージ、家族への思い、今の時代と自分、自分の将来目標などを誠実に語っておりました。

 以下、発表者の題名を紹介致しますので、ここから発表者の誠実な思いや願いをお察し下さい。
・母と私の愛 ・受け継がれる藍 ・みんなちがってみんないい ・つながる ・日々のありがたさ、大切さ ・生きていく強さと勇気 ・信頼の大切さ ・最上級生の役割       ・あなたの話し相手はどこにいますか ・よりよい社会福祉制度へ ・最上級生の意義  ・学校へ行けること ・自分の目で ・祖父の生きる意味 ・世の中のマナー ・悪意のない世の中へ ・ふるさと ・他人と違うことは悪くはない ・仲間とつなぐリレー

19名の発表者
堂々の発表